『ラスト・ナイト・オブ・プロムス』
1895年の夏「クラシック音楽をもっと気楽に聴いてもらおう」とロバート・ニューマンが提唱し、指揮者ヘンリー・ウッドが演奏した「BBCプロムス」。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に2ヶ月間に渡って開催される100年以上の歴史を持つこの音楽祭、なかでも最終夜の「ラスト・ナイト・オブ・プロムス」での盛り上がりは素晴らしく、激しいチケット争奪戦に敗れた人は、テレビの前で歓声を上げるのが慣わしとなっています。
エルガーの『威風堂々』第1番は必ず演奏される曲で、合唱の入る部分はアンコールされるのが決まりです。プロムスでの演奏はBBC交響楽団が中心ですが、同じく英国を代表するオーケストラであるロイヤル・フィルもこれらの名曲に強い愛着を抱いており、本家BBC交響楽団とはまた違うアプローチで華麗に演奏しています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲〜フィナーレ
2. チャイコフスキー:『くるみ割り人形』〜花のワルツ
3. スーザ:自由の鐘
4. ブリテン:青少年のための管弦楽入門
5. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
6. ブリス:組曲『来たるべき世界』〜行進曲
7. ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲
8. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
9. エルガー:行進曲『威風堂々』第4番
Disc2
10. スッペ:喜歌劇『軽騎兵』序曲
11. エルガー:エニグマ変奏曲〜ニムロッド
12. ホルスト:組曲『惑星』〜木星
13. オッフェンバック:喜歌劇『天国と地獄』〜カンカン
14. ウッド:ルール・ブリタニア
15. パリー:イェルサレム
16. エルガー:行進曲『威風堂々』第1番
17. チャイコフスキー:序曲『1812年』
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ルーシー・パーハム(ピアノ:8,17)
ゴールドスミス・コラール・ユニオン(12,15)
フィリップ・エリス(指揮:1,3,5,7,8,10,11,13,16,17)
デイヴィッド・アーノルド(指揮:2)
ロビン・ステープルトン(指揮:4,6,9,14)
オーウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮:12,15)
録音時期:2002年〜2006年
録音方式:ステレオ(デジタル)