購入したのは、10年位前だったか？世界中のアベマリアを歌い上げ、中でもカッチーニのアベ・マリアはすばらしい☆（韓国ドラマ天国の階段で挿入されてました。）ＳＡＬＡＶＡの珠玉のＣＤ☆☆カストラートってほんとに存在するんです。オペラファンならずとも、お勧めＣＤです。

初めて声楽というジャンルのCDを夢中で聴かせていただきました。森麻季さんの大変魅力的な歌声を堪能できると同時に、歌うことの素晴らしさを感じさせてくれた一枚です。

指揮者はプロだが、他の演奏者、特にコーラスメンバーのほとんどはアマチュアのようだ。だから価値が低いかといえば、実はアマにはアマのよさがあるのです。練習を重ね築かれたアンサンブルは、高潮しても乱れることはない。そして、ぎこちなかった流れが、突然、魔法をかけられたかのように、大いなる共感を懐きつつ音楽の充足度を高めていく。音楽が感動を与えるという「芸術の力」が感じられた。聴いてよかった。

少し低めの声のテノールだが、歌い方は自然体．どの曲もバランスがとれていい。三大テノールのように派手な声音ではないので、比較すると物足りないかもしれないが、名歌手と言ってもいいと思います。

収録年が不明だが９０年代と思われる。In Concertとあるがライブではない。元々はＨＤ収録のようだが４：３にダウンコンバートしてあるのが残念。Ｒ．シュトラウスが含まれているのが意外でスタイルとしてはやや異質かもしれないが、デュパルクやマスネなど得意のフランス物はやはり孤高の表現。この名テノールが晩年までスタイルを崩さなかったことを証明する出来映えと言うべきだろう。歌好きにはぜひ聞いて欲しい。

美貌の名ソプラノ、ファーラーの貴重な録音を集めた二枚組。録音の状態はアコースティックですから、かなりの想像力を働かせて元の演奏を聞き取らねばなりませんが、それでも確かに精妙な美声の片鱗が伝わって来る。あらえびすの「名曲決定版」で「あやしきまでの魅力」と讃えられたファーラーを伝える素晴らしい復刻だと思います。他にファーラーの復刻CDがどれくらいあるのか知りませんが、ファーラーの収集には、これはまず最初にリストアップすべきアイテムでしょう。Marstonは基本的に初回限定生産なので、お早めに。

CD1のモツレク、トンデモ盤と言われてましたが、噂通り！まず合唱もオケも超ショボい。でもト盤と言われるその所以は指揮をつとめるヴァッドがジェスマイヤー編を自身が再編集した演奏だから。それがこれまたとってつけたような再編集でトンデモ印が満開。でもCD2以降、特にCD3-6の演奏をつとめるアカデミスク管弦楽団＆合唱団。音楽を心から愛して演奏しているな、と実感させてくれる、そんなほほえましさというかあたたかさに満ちていて、素晴らしかった。レギュラー盤一枚以下の値段で古今東西のレクイエムが聴けるのですから、買って損ナシ！

スウィングル･シンガーズがこんなところに潜んでいたなんて…。 60〜70年代に、私はこのスキャットにハマッテいました。 このＣＤは、ジャズ的要素は幾分薄れていますが、このグループの持つセンスとエスプリはむしろ、より洗練されていると思います。昔の恋人に出会ったような気分です。 肩の力を抜いてゆったりとお聞きください。秀逸ですよ。

クーベリックのコヴェントガーデン時代の仕事振りが聴ける貴重盤。入手難になる前に是非。

ほんとに最高！！ 特に、“誰も寝てはならぬ”が大好きです。 ジョン・健・ヌッツォさんの声は　いつ聴いても素敵です。