CD

『風ぐるま』 風ぐるま[高橋悠治(P)、波多野睦美(Vo)、栃尾克樹(Sax)]

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PAU8001
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

風ぐるま〜高橋悠治、波多野睦美、栃尾克樹
バロックと新作を演奏する異色のトリオ!


高橋悠治が彼との協演が多いアーティストとトリオを結成。単なるピアノ伴奏による歌曲集とは違う大きな表現力を手に入れています。バリトンサックスは佼成ウインドオーケストラで活躍中の栃尾克樹が担当。パーセルではコンティヌオ、バッハではオブリガード・ヴァイオリン。そしてマラン・マレイやクープランではソロ楽器と大活躍。この楽器の新しい可能性を聞かせてくれます。
メゾソプラノの波多野睦美も英語、ギリシャ語、ドイツ語とそれぞれの国の香を巧みに伝えてくれます。特に高橋悠治作品においては日本語に対して深い感情表現をしめし、詩の深いニュアンスを見事に伝えています。これからも随時演奏活動を続けるこのグループの真髄をお聞きください。(TOBU)

【風ぐるま】
2012年結成のアンサンブル。波多野睦美(声)、栃尾克樹(バリトン・サックス)、高橋悠治(ピアノ・作曲)。バロックとそのために作曲・編曲した新作を演奏。これが最初のCD。

【曲目解説/高橋悠治】(CDブックレットより転載)
『眠れない夜』は在日朝鮮人と日本人の両親をもち、12歳で自殺した少年の詩に作曲した歌。パーセルの『ひとときの音楽』の英語の次には現代ギリシャ語でマノス・ハジダキス(1925-1994)の『大いなる愛』(1972)からの歌。ハジダキスは『日曜はダメよ』などの映画音楽で知られている。
 永瀬清子(1906-1995)による3曲は老いについてのうた。『葬列』と「白いシャツ』は ヴィオルのための組曲から。
 辻征夫(1939-2000)の詩は、人魂の入った鳥籠を抱えて荒野にいる少女、突然人生と別れる少年、16世紀の吉利支丹宣教師の告解入門にあるサムライの不倫告白見本に縁取られた男女の対話について。
 『網膜裂孔』は栃尾克樹の体験を語り、続く「膀胱結石手術図」はマラン・マレ(1656-1728)自身の麻酔なしの当時の手術を描く。

【収録情報】
・高橋悠治/岡真史:眠れない夜(03.36)
・パーセル:ひとときの音楽(04.14)
・ハジダキス:好きなの(02.43)
・高橋悠治/永瀬清子:古い狐のうた(06.21)
・高橋悠治/永瀬清子:小さな水車のように(04.17)
・高橋悠治/永瀬清子:あけがたにくる人よ(09.35)
・クープラン:Pompe Funebre 葬式(03.47)
・クープラン:La Chemise blanche 白いシャツ(03.12)
・高橋悠治/辻征夫:鳥籠(03.46)
・高橋悠治/辻征夫:突然の別れの日に(02.22)
・高橋悠治/辻征夫:六番の御掟について(05.05)
・バッハ:Erbarme dich(マタイ受難曲より)(06.19)
・高橋悠治:網膜裂孔(06.29)
・M.マレイ:膀胱結石手術図(05.23)

 風ぐるま:
  高橋悠治(ピアノ、作曲)
  波多野睦美(声)
  栃尾克樹(バリトンサックス)

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