CD 輸入盤

『20世紀のチェンバロ作品集〜プーランク、フランセ、マルチヌー、デュレ』 クリストファー・D・ルイス

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573364
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

20世紀のチェンバロ作品集〜プーランク、フランセ、マルチヌー、デュレ

チェンバロ奏者のクリストファー・D・ルイスは、以前にもこのアルバムと同じような趣向の1枚をリリースしていました(8573146)。そちらはオーケストラと互角に渡り合う協奏曲が中心にセレクトされていて、かのワンダ・ランドフスカが望んだ「強靭な音」というものが存分に表出されていました。こちらは完全にソロのための作品集で、近代的な響きの中に、時折古風な表情が見えるのがとても愛らしいものです。
 もちろん楽器自体は同じチェンバロと言っても、バロック期に使われていたものとは全くの別物です。それは、チェンバロ本来の繊細さを捨て去って、「弦をはじく」という発音原理だけを残して、ひたすら現代のピアノに対抗できる大きな音が出せるように改変された楽器です。フレームは鉄で作られ、場合によっては弦もスチール弦が使われていたのです。
 この録音で用いられたチェンバロは1930年製の『イートン・プレイエル』と呼ばれる楽器で、2013年に大規模な復元が行われ、ルイスがこれらの近代の曲の演奏に耐えられることを証明するために選択したのでした。良く知られるプーランクの作品は、まるでバロック時代に書かれたかのような典雅な雰囲気を醸しだしますが、それもひと時のこと。すぐに小粋なハーモニーで聴き手を翻弄します。マルチヌーのおしゃれな曲、フランセの人を食ったような曲、そして元々はピアノ曲であったデュレ[1888-1979]のインヴェンション、と、何とも不思議な感覚の作品が並んでいます。(NAXOS)

【収録情報】
● プーランク:フランス組曲(チェンバロ版) (1935)
● フランセ:クラヴサンのための2つの小品 (1977)
● マルチヌー:2つの即興曲 H368 (1959)
● マルチヌー:クラヴサン・ソナタ H.368 (1958)
● デュレ:10のインヴェンション Op.41b (1924-1927)
● マルチヌー:2つの小品 H244 (1935)


 クリストファー・D・ルイス(チェンバロ)

 録音時期:2014年3月7-11日
 録音場所:カリフォルニア、ベルヴェデーレ、レジデンス・オブ・トム・パーキン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

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