彼方を越えて〜アコーディオンのための現代音楽
イタリア、日本、韓国の現代作曲家に委嘱したアコーディオン作品を収録。全体の作風を一言で言い表すことはとても不可能ですが、これまでのアコーディオンのイメージを覆す斬新な作品が勢ぞろい。日本からは原田敬子の作品が演奏されています。
原田作品は1分から最長5分の4つの小品から構成された音の細密画。ヴェトラーノの『アクースティカIII』ではコンピュータで制作されたと思われる音響がアコーディオンと共演します。ケレルの『奥深くに・・・』では声とクライミング・ロープ(?)、呼吸音のために書かれており、アコーディオンの奏でるクラスターとノイズが入り雑じるユニークな音楽です。(輸入元情報)
【収録情報】
● サミール・オデー・タミミ[1970-]:ツラリム(2009)
● ロベルト・ヴェトラーノ[1982-]:アクースティカIII(2022)〜アコーディオンとゴースト・サウンドのための
● 原田敬子[1969-]:ブックI(2014)
● ヨンギー・パク=パーン[1945-]:ネ・マ=ウム(1996/98)
● マヌエラ・ケレル[1980-:奥深くに・・・(2023)〜アコーディオン、声、クライミング・ロープ、呼吸音のためのオーディオ・ヴァージョンとステージ・バージョン
● ニコラウス・A・フーバー[1939-]:ハープの翼に乗って(1987)
マルゲリータ・ベルランダ(アコーディオン)
録音時期:2023年10月28-31日
録音場所:トレント、クミネッティ劇場
録音方式:ステレオ(デジタル)
注:ブックレットには誤って2024年録音と記載されています。(輸入元情報)