CD 輸入盤

グレゴール・ピアティゴルスキーの芸術(6CD+DVD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WHRA6032
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き,輸入盤

商品説明

ピアティゴルスキーの芸術(6CD+DVD)

グレゴール・ピアティゴルスキー[1903-1976]は、ハイフェッツ、ルービンシュタインとの「百万ドル・トリオ」で知られるロシア出身、最終的にアメリカ人となった名チェリストです。元来はフルトヴェングラー時代のベルリン・フィル首席でもあり、オーケストラの経験も豊富で室内楽にも目覚しい功績を残しました。音色は大らかで華麗、アメリカで受けたのも頷けます。
 WHRAでは、未発表のライヴ放送録音を中心にここまで演奏を集大成。空前絶後のピアティゴルスキー・プレミアム・コレクションと申せましょう。ヒンデミットが自ら伴奏したチェロ協奏曲など、今なおこれを超す演奏はないのではないでしょうか。慎重なマスタリングが施され、良い音質です。(ミューズ)

【収録情報】
CD1
・サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番(1949年4月10日コロンビア未発表録音)
 ヒルスベルク指揮、フィラデルフィア管

・シューマン:チェロ協奏曲(1943年4月4日ライヴ)
 ライナー指揮、ニューヨーク・フィル

・エルガー:チェロ協奏曲(1940年11月10日ライヴ)
 バルビローリ指揮、ニューヨーク・フィル

CD2
・R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』(1955年1月13日ライヴ)
・ブロッホ:シェロモ(1955年1月23日ライヴ)
 ウォーレンスタイン指揮、ロサンジェルス・フィル

CD3
・ヒンデミット:チェロ協奏曲(1943年12月15日ライヴ)
 ヒンデミット指揮、CBS交響楽団

・ピアティゴルスキー:パガニーニの主題による変奏曲(1945年5月11日ライヴ)
・サン=サーンス:白鳥(1951年6月18日ライヴ)
・サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート(1944年10月16日ライヴ)
・ルービンシュタイン:メロディ(1951年6月18日)
・ヴェーバー:アダージョとロンド(1945年10月16日ライヴ)
 ヴォールヒース指揮、NBC交響楽団

・ラヴェル:ハバネラ(1943年4月4日)
 コステラネッツ指揮、CBS交響楽団

・マスネ:エレジー(1944年10月16日ライヴ)
 ヴォールヒース指揮、NBC交響楽団、ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)

・クライスラー=ラフマニノフ:美しい人よ、私のために歌わないで(1943年4月4日)
 コステラネッツ指揮、CBS交響楽団、ジャン・ピアース(テノール)

・サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番抜粋(1951年6月18日ライヴ)
 ヴォールヒース指揮、NBC交響楽団

CD4
・ボッケリーニ:ソナタ ハ長調(ピアノ:ラルフ・ベルコヴィッツ、1940年代)
・ヴェーバー:ソナタイ調(ピアノ:イボル・ニュートン、1930年代HMV録音)
・ベートーヴェン:12の変奏曲作品66(ピアノ:ルーカス・フォス、1955年6月14日RCA録音)
・ベートーヴェン:ソナタ第2番(ピアノ:シュナーベル、1934年HMV録音)
・ブラームス:チェロ・ソナタ(ピアノ:ルービンシュタイン、1936年HMV録音)

CD5
・グリーグ:チェロ・ソナタ(1945年6月8日コロンビア録音)
・ドビュッシー:チェロ・ソナタ(1947年12月9日)
・バーバー:チェロ・ソナタ(1947年5月29日)
・プロコフィエフ:チェロ・ソナタ(1953年8月RCA録音)
 ラルフ・ベルコヴィツ(ピアノ)

CD6
・ダヴィドフ:ロマンツェ(ピアノ:カロル・スレーター、1925年ポリドール録音)
・ポッパー:蝶々(ピアノ:カロル・スレーター、1925年ノルディックポリフォン録音)
・フォン・ゲンズ(ピアノ:カロル・スレーター、1924年ボックス録音)
・サラサーテ:サパティアード(ピアノ:カロル・スレーター、1925年ポリフォン録音)
・ベートーヴェン:トリオop.1-3「メヌエット」(ピアノ:レオニード・クロイツァー、ヴァイオリン:ヨゼフ・ヴォルフシュタール 1925年ポリドール録音)
・イッポリトフ=イワノフ:コーカサス組曲より(エディット・ローランド管、1924年パルロフォン録音)
・グリンカ:エレジー(ピアノ:カロル・スレーター、ヴァイオリン:ジョルジュ・ブーランジェ 1927年ボックス録音)
・マスネ:タイスの瞑想曲(ピアノ:カロル・スレーター、ヴァイオリン:ダジョス・ベラ、1927年パルロフォン録音)
・メンデルスゾーン:無言歌より五月の虻(ピアノ:カロル・スレーター、1929年オデオン録音)
・モシュコフスキ:ギターラ(ピアノ:カロル・スレーター、1927年パルロフォン録音)
・ポッパー:村の歌(ピアノ:カロル・スレーター、1927年オデオン録音)
・チャイコフスキー:悲しい心のみ(ピアノ:カロル・スレーター、1927年オデオン録音)
・フランクール:ソナタ(ピアノ:イヴォル・ニュートン、1934年HMV録音)
・チャイコフスキー:感傷的なワルツ(ピアノ:イヴォル・ニュートン、1933年HMV録音)
・ショパン:夜想曲(ピアノ:イヴォル・ニュートン、1934年HMV録音)
・ピアティゴルスキー:前奏曲、プロセッション(1947年コロンビア録音)
・ブロッホ:祈りを捧げる者(ピアノ:ラルフ・ベルコヴィッツ、1947年コロンビア録音)
・プロコフィエフ:『子供のための音楽』より行進曲、ワルツ(ピアノ:ラルフ・ベルコヴィッツ、1945年コロンビア録音)
・プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より仮面(ピアノ:ラルフ・ベルコヴィッツ、1945年コロンビア録音)
・スクリャービン:ロマンス(ピアノ:ラルフ・ベルコヴィッツ、1950年録音)
・グラナドス:『ゴイェスカス』より間奏曲(ピアノ:ラルフ・ベルコヴィッツ、1950年RCA録音)
・ルーカス・フォス:カプリッチオ(ピアノ:ルーカス・フォス、1950年RCA録音)

DVD:テレビ映像など、演奏風景
Chapter 1: Weber-Piatigorsky: Andante [Adagio] et Rondo (1934)
Chapter 2: An Early Television Profile (1949). Works by Bach, Chopin, Prokofiev, Rubinstein, Tchaikovsky, and Schubert, all with Ralph Berkowitz, piano
Chapter 3: Rubinstein-Heifetz-Piatigorsky Trio (1949). Schubert: Trio in Bb (Movt. 1). Mendelssohn: Trio in d 49
Chapter 4: from Carnegie Hall: Saint-Saens: The Swan (1947)

 グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)

ユーザーレビュー

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ピアティゴルスキー40代の録音を中心とする...

投稿日:2020/03/06 (金)

ピアティゴルスキー40代の録音を中心とするコレクション。この頃が全盛期と思われる。圧巻はやはり、ヒンデミットのチェロ協奏曲で、弾けるような輝かしく豊かな音とめくるめくテクニックが眩しい。1943年なので楽器はロード・アイレスフォード(1946年からの所有と言われている)ではないはずだが、本当に素晴らしい音色だ。 同じころの録音と思われるボッケリーニのソナタも大変美しく、テクニックも完璧。一方、1930年代に録音されたベートーヴェン、ブラームスのソナタは今一つ伸びやかさを欠く感じ。楽器か録音のどちらかに問題があるのかもしれない。 驚いたのは1920年代の録音集が、大変クリアな音質であること。リマスター技術の成果だろうか(別の演奏家のヴァイオリン演奏が2曲混じっているのはなぜだかわからない)。20代のピアティゴルスキーの演奏レベルの高さがわかる。 ボーナスDVDは、以前VHSでハイフェッツの映像とカップリングされて発売されたもの。ショパンのチェロソナタ2楽章など聴き惚れる。通俗的な曲でも、ピアティゴルスキーの目もくらむようなテクニックを目の当たりにできる演奏があり、貴重。

les_chaumes さん | 京都府 | 不明

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