井伏鱒二と戦争 『花の街』から『黒い雨』まで

黒古一夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779120343
ISBN 10 : 4779120349
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

被爆者の悲しみを静かに訴えかける『黒い雨』…。日本占領下(シンガポール)の庶民の日常を描いた『花の街』…。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者の生き方は、「戦争をする国」が蔓延しだした現代にこそ、多くのことを示唆している。

目次 : 序 今なぜ井伏鱒二と戦争なのか/ 第1章 瞋恚を胸に、「書くこと」に徹す―「戦争」への処し方(1)/ 第2章 『花の街』から『遙拝隊長』へ―「戦争」への処し方(2)/ 第3章 『徴用中のこと』が孕むもの―「戦争」への処し方(3)/ 第4章 戦時下の「日常」―「戦争」への処し方(4)/ 第5章 「庶民=常民」の目線―戦中から戦後へ、その「揺るがぬもの」/ 第6章 原爆文学としての『黒い雨』/ 第6章補論 『黒い雨』盗作説を駁す―捏造される文学史/ 第7章 井伏鱒二と原発―戦後文学史の中で

【著者紹介】
黒古一夫 : 1945(昭和20)年12月群馬県生まれ。法政大学大学院博士課程満期退学。現在、文芸評論家、筑波大学名誉教授、華中師範大学外国語学院大学院特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 私的読書メモ3328 さん

    冒頭からアレな臭いが漂っており、訝しがりつつ読んでいましたが「南京大虐殺など」と言い出して見切りをつけました。自虐史観に凝り固まっている、とまでそれだけで言う気はありませんが、まあ旧弊な左翼というか、そっち系の人が自身の主張のために井伏鱒二を出汁にした形で、極めて不愉快でした。

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