Nhkテレビテキスト 100分de名著 2015年9月 太宰治「斜陽」

高橋源一郎著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784142230549
ISBN 10 : 4142230549
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
89p;21

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読書メーターレビュー

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  • まさむ♪ね さん

    素晴らしいテキストだった。フランクな語りから太宰への愛がにじむ。「ほんとうのこと」を見ることのできるだれよりも澄んだ目を持ち、自らの弱さをつつみ隠さずさらけ出す。時代と世間と社会と、ひとり孤独に戦った。ある「革命」のために。太宰はあまりにも自分に正直に生きすぎた。不器用すぎた。だからこんなにも心にドンッと響いてくるんだ。さて、太宰といえばあの方、今をときめく芥川賞作家又吉氏が登場する番組最終回も楽しみ。高橋源一郎×又吉直樹の太宰愛バトル?!必見です。

  • to boy さん

    斜陽を素材にしたひとつの太宰論。確かにその通りだと思いますが、それだけじゃないような気もします。私は奥野さんの太宰論のほうが好きだなぁ。

  • 散歩いぬ さん

    テキストならざるテキスト。めちゃくちゃフランクな口語体で書かれていて、ああ、源さんだなと。講座の第一回を見たのだが、ものすごくプレゼンが上手い。かつて「退屈な読書」からのブックガイドシリーズを読み耽っていた身には懐かしい。テキストは言わずもがな面白い。え、もう終わりですか?というくらい。勿体無いので中身には触れない。読むべし。あと、恋多き作家として高橋源一郎を講師に選んだのだとしたらNHKもやるな憎いねと。

  • kaya さん

    とにかく語りが上手い。短い平易な文が続くからか、息継ぎのタイミングがいい感じ。番組も見たけれど、気取ってなくてとても好印象でした。高橋氏は太宰のことを"集合的無意識の体現者"と表現ていて、大いに納得。だから皆、太宰の作品を読んで「ここに書いてあるのはわたしだ。」と思うのでしょう。

  • takakomama さん

    主な登場人物は、語り手のかず子、ほんものの貴婦人の最後のひとりの母、麻薬やアヘン中毒になり、貴族出身を悩んで自殺する弟の直治、酒びたりの小説家の上原。太宰の小説は「母と娘」「だめんず」などの現代にも通じることの本質を衝いています。私たちに寄り添ってくれているので、ずっと読み継がれているのでしょう。

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人物・団体紹介

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高橋源一郎著

1951・1・1〜。小説家、文芸評論家。広島県生まれ。灘中高校時代、詩・演劇に興味をもつ。横浜国立大学経済学部在学中、学生運動で逮捕され拘置所を体験。以後10年、肉体労働に従事。1981年、『さようなら、ギャングたち』が群像新人長篇小説賞優秀作に選ばれデビュー。吉本隆明に絶賛される。88年、『優雅で

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