ぼくらの民主主義なんだぜ 朝日新書

高橋源一郎著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022736147
ISBN 10 : 4022736143
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
255p;18

内容詳細

「論壇時評」はくしくも3月11日の東日本大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。
大きな声より小さな声に耳をすませた、著者の前人未到の傑作。
2011年4月から2015年3月まで、朝日新聞に大好評連載された「論壇時評」に加筆して新書化。

[目次]
ことばもまた「復興」されなければならない
スローな民主主義にしてくれ
民主主義は単なるシステムじゃない
〈東北〉がはじまりの場所になればいい
国も憲法も自分で作っちゃおうぜ
自民党改憲案は最高の「アート」だった
ぼくらはみんな「泡沫」だ
戦争を知らない世代こそが希望なのか
DV国家に生まれて
ぼくたちはみんな忘れてしまうね
わたしたちは自ら望んで「駒」になろうとしているのかもしれない
「アナ雪」と天皇制
クソ民主主義にバカの一票
「怪物」は日常の中にいる

【著者紹介】
高橋源一郎著 : 1951年生まれ。作家、明治学院大学国際学部教授。横浜国立大学経済学部中退。1981年『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作、1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハイランド さん

    人間は過激な言葉に酔いやすい。筆者も「人間を動かすのは『ロジック』ではなく『エモーション』である」と述べている。今政治の中で最も巧みに人々のエモーションを使いこなしているのは、現政権だろう。若い世代で愛国がもてはやされ「売国奴」「日本から出ていけ」という言葉がネットで飛び交う。今必要なのは民主主義が成立する必須条件である情報公開と、対話を重視するスローな民主主義であるという。なるほど。現実の政治は逆だけどね。「日本を取り戻せ」と叫ぶ前に、民主主義を我々が取り戻すために、立ち止まる必要があるのかもしれない。

  • へくとぱすかる さん

    上から「こういうものだ」と押しつけられるものではなく、本当に自分自身から出発する民主主義。たった今もこの国を蝕んでいく、絶望的でやるせない空気を、何とか吹き飛ばしたいと、だれもが思っている。しかしそのためには、今一度、面倒くさがらずに、目の前の「おかしさ」を見つめなければならないだろう。ほんとうの弱者が、これ以上切り捨てられることのないように。

  • めろんラブ  さん

    読みながら、何度かグッと熱いものがこみ上げてきました。そして、何だか泣けて仕方がありませんでした。それは、本書の帯にある言葉をもじると、「日本人に民主主義はムリなんだ。それはもう絶望的に」という哀しい諦めを、私が必死に飼い慣らそうとしていたことに気づかせてくれたからです。作家が(作家にもよりますが)社会や政治の問題を取り扱うと、こうも繊細で心に寄り添うものになるのかと驚嘆。専門家の上から目線ではなく、地べたから問いかける視線の優しさが表れたタイトルも◎。

  • fwhd8325 さん

    民主主義というのは、都合のいい言葉だと思います。小学生の頃、多数決で決めることが民主主義だと信じていました。それは、あまり間違っていないのだろうけれど、一方で、それに対抗する考え方がしっかり確立していなければ、民主主義の存在意義はないんじゃないかと、ぼんやりと感じます。高橋さん自身が思いながらもはき出せない弱さも書いている点に、この著書が凄いと感じます。214ページのスーザン・ソンタグさんの考え方こそが、正論だと強く感じます。こういう著書を読み、熱く語ることができる社会が必要なのだと思います。

  • yooou さん

    ☆☆☆☆★ 駆け抜けずちゃんと話をきく。いろいろな意見に耳を傾ける。今の日本人に最も欠けているのはこの基本的なところなのではないかと思います。慌しく話半分でわかったつもりになってしまう自分を自戒する意味でも正座して読むべき本だと思いました。

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高橋源一郎著

1951年生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞長編小説賞を受賞しデビュー。2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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