基本情報
内容詳細
「小説を書くとは、どういうことだろうか。小説を読む時、実際には、どんなことが起こっているのだろうか。あまりにも当たり前すぎて、同時に、あまりにも本質的であるからこそ、ほとんど、問題にされなかったことを、ぼくは考えた。考えながら、同時に、ぼく自身が小説を書いていた」。文学の根源的問題を作家が講義形式でわかりやすく語る。比類なきスリリングな文学論。
目次 : プロローグ―ニッポン近代文学、百年の孤独/ その小説はどこにあるのですか?/ 死んだ人はお経やお祈りを聞くことができますか?/ それは、文学ではありません/ ちからが足りなくて/ エピローグ―補講
【著者紹介】
高橋源一郎著 : 1951年1月1日広島県生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』(現在、講談社文芸文庫)で第4回群像新人長篇小説賞受賞。88年『優雅で感傷的な日本野球』(現在、河出文庫)で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。著書に、『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』(第16回宮沢賢治賞受賞、集英社文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓 さん
読了日:2018/01/23
ちぇけら さん
読了日:2019/02/24
hanchyan@飄々 さん
読了日:2015/01/02
ブラックジャケット さん
読了日:2022/01/31
3247 さん
読了日:2013/03/03
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人物・団体紹介
高橋源一郎著
1951・1・1〜。小説家、文芸評論家。広島県生まれ。灘中高校時代、詩・演劇に興味をもつ。横浜国立大学経済学部在学中、学生運動で逮捕され拘置所を体験。以後10年、肉体労働に従事。1981年、『さようなら、ギャングたち』が群像新人長篇小説賞優秀作に選ばれデビュー。吉本隆明に絶賛される。88年、『優雅で
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