高橋ひろ

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  • 高橋ひろの名前を知っている人は90年代のアニメ「幽...

    投稿日:2010/02/20

    高橋ひろの名前を知っている人は90年代のアニメ「幽☆遊☆白書」のエンディング・ソング「アンバランスなKissをして」や「太陽がまた輝くとき」からでしょうか。巧みなソングライティングで後のアニメソングのレベルを一気に引き上げることとなったこの2曲のシンガー/ソングライターが高橋ひろです。長らく廃盤になっていた彼の3枚のオリジナルアルバムから新たにリマスリングされたベスト盤が発売されることになりました。 高橋ひろの経歴は 1984年ごろより「POPSICLE」というバンドで活動していた高橋ひろ、ニューミュージック界の大御所バンド、チューリップの財津和夫氏に才能を認められ、1987年第三期チューリップに加入、バンド内でもリードボーカルや作曲も手がけるなど当時より高橋ひろの才能は買われていたようです。1989年、チューリップが解散すると一時的に「POPSICLE」を再結成、インディーズからアルバムをリリースします。ちなみに「POPSICLE」は後に伝説のインディーポップとして高い評価を得ることになります。1993年「いつも上機嫌」でソロ・デビュー。翌年「幽☆遊☆白書」のエンディング・ソングとなった「アンバランスなKissをして」、「太陽がまた輝くとき」の2曲が連続ヒットをとなり音楽番組にもしばしば顔を出すまでになっていましたが、所属レーベルの解散により、歌手活動を縮小し、楽曲提供を中心とした活動へのシフトを余儀なくされ、残念ながら4年前、患っていた病気で亡くなってしまいました。 高橋ひろの音楽性は同時代のアーティストたちからも注目されていて、近田春夫氏やスピッツの草野マサムネ氏らも高く評価していたようです。今回のベスト・コレクションは当時の高橋ひろ担当ディレクター監修によるオリジナル・1/2インチ・マスターからのリマスタリングということで、アルバム未収録バージョンが採用されている可能性もあります。「幽☆遊☆白書」以外の楽曲も全て素晴らしい楽曲ばかりでこの機会に幅広い人たちに聴いてもらえればと思います。

    静寂の道の中で さん

    7

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