アンビルトの終わり ザハ・ハディドと新国立競技場

飯島洋一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791772650
ISBN 10 : 4791772652
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
990p;20

内容詳細

2015年、「アンビルトの女王」として知られるザハ・ハディドが設計した新国立競技場の原案が白紙撤回され、激震が走った。本来、市民一人ひとりの生活に意匠を凝らすべき建築家たちが、なぜ「アンビルト」を描くのか。資本と消費の論理が先行し、物語や理念が失われた時代に、私たちは建築の未来を語ることができるのか。混迷を極めた新国立競技場問題の背景を、すみずみまで検証する。「建てられざる建築」とその終わりをめぐる、圧倒的論考。

目次 : アンビルト/ インターナショナル・スタイル/ アヴァンギャルド/ ラディカリズム/ レム・コールハース/ シュプレマティズム/ ジャンクスペース/ 冷たい戦争/ 一九六八年五月革命/ 解体と消費〔ほか〕

【著者紹介】
飯島洋一 : 1959年、東京都生まれ。1983年、早稲田大学理工学部建築学科卒業、1985年、同大学大学院修士課程修了。現在、建築評論家/多摩美術大学教授。2003年、サントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • Qfwfq さん

    ★五つ。

  • URI(病気養生 さん

    建築史的に見る新東京オリンピック総括。 前半は戦後の資本主義と建築様式のありかた変化のなかで「アンビリト(anti-building)」の徒花とも言うべきザハが生まれたか 後半は実際のオリンピックコンペのグダグダさを語っている 震災復興のシンボルとしてのオリンピックを模索する日本とアンビリトの建築家の不幸な出会い。鈴木博之はともかく安藤忠雄、磯崎新という建築に携わる人間以外でも知られてる建築家の無責任感。そして大義のために失敗へとつきすすむ かなり読ませる内容で実態を広く知られる必要があるだろう

  • ミッキー さん

    近代精神から、現在に至る時代を総括しつつ、自らの専門についてら、これでもかとの熱量で語り尽くす。実に面白い。こういう本を書けてしまう事に感心。参考になります。

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