メタル建築史 もうひとつの近代建築史 SD選書

難波和彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784306052680
ISBN 10 : 4306052680
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

鋳鉄からアルミニウムまで、メタルによる近代建築史の集大成。材料と構法からエネルギー設備、建築類型から形態と空間に至る総合的な建築デザイン思想を解析。21世紀の建築を見据えたサステイナブル・デザインの提唱。技術史から見たモダニズム建築。

目次 : 序章 建築の四層構造―メタル建築を総合的にとらえるマトリクス/ 第1章 技術の世紀末/ 第2章 一九世紀―芸術から技術へ/ 第3章 モダニズム建築運動―技術の建築化/ 第4章 盛期モダニズム―技術の世界化/ 第5章 ポストモダニズムからハイテックへ―技術の成熟化/ 第6章 ハイテックからエコテックへ―技術のサステイナブル化/ 補論1 アルミニウム建築―もうひとつのメタル建築/ 補論2 ミース問題―コンポジションとコンストラクション/ 補論3 システム化と工業化の目的―構法と機能

【著者紹介】
難波和彦 : 建築家、東京大学名誉教授。1947年大阪生まれ。東京大学建築学科卒業、同大学院博士課程修了。工学博士。大阪市立大学教授、東京大学大学院教授を歴任。現在、難波和彦+界工作舎代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • T.Matsumoto さん

    難波先生による建築を4層構造で捉えるフレームワークをもとに、鉄を中心とした技術面に着目して展開される建築史。哲学や社会情勢も言及しつつ、18世紀からコールハースまで、コンパクトかつ連続的に論を進めていくのが素晴らしいです。特に、ミースに関する分析は、コーリン・ロウと異なる見解を提示するなど、斬新な視点を与えてくれます。でも、難波先生がミースを論じるのは意外。

  • toshiki さん

    建築の構造材である金属に注目して近代以降の建築史を論じている視点は斬新で説得力がある。構造、設備、機能、意匠を総合化するという建築の楽しさでもあり難しさでもある葛藤の歴史が実例も豊富でおもしろい。特にアルミ建築の可能性については大変興味を持った。

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