翻訳目録

阿部大樹 (精神科医)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784844137733
ISBN 10 : 4844137735
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;19

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • くさてる さん

    不思議な本だ。タダジュンによる印象的な版画にコラージュのように組み込まれた翻訳、言葉に関するつぶやきたち。蘊蓄に似てそれだけでなく、エッセイほど生々しくない。不思議な距離感を楽しみながら読んだら、あとがきで著者は精神科医と知った。なんとなく、なるほど、と思う。良かったです。

  • kuukazoo さん

    精神科医/翻訳家である著者が、翻訳の道の途中でふと気になった言葉と、その由来や解釈などを書き留めたメモをまとめたある意味重箱の隅的な1冊。知らなくても別に困らないけど、時を経て移り変わる意味や発音、翻訳の苦心や工夫などを読んでいると、言葉とそれを生み出す人の不思議な関わりについて頭のどこかが開く感じ。英和辞典を繰る時、今は使われない古い時代の用法とか俗語とかも載っているが、こういうのもどこかに書き留めておかないと忘れられてしまうと誰かが思ってそこにあるのかなと思う。

  • チェアー さん

    翻訳者は作家の意図を汲み取り、言葉の違う国の人々に、言葉で意図を伝える仕事。あたりまえだが、通常とは違う言葉に対する感覚が必要だ。自分の普通の言語感覚をいったん壊し、作家に合わせて再構築する作業が必要なのだろう。 言うはやすし。行うは難し。 凝った装丁と段組みと絵が印象的。

  • 茶器 さん

    翻訳家であり精神科医ある阿部医師によるエッセイ。言葉は生き物ゆえに時代と共に変化する。原書を翻訳するときは当時の辞書を購入して引く、なるほど。翻訳という仕事は作者の想いだけでなく、時代・音・においすら変換して出力するのだなぁ。そしてそれすら生き物で自由に遠くへいってしまう。【レコード(記録)】と【被愛的人】可愛がられる人・与えられる人の憂いが印象に残りました。翻訳家という職人の工房を見せて貰った気分。

  • つまようじぃ さん

    言葉を噛み締め、反芻する本。装丁がいい。物としての本としても大切にしたい。ただ難解なところも多い。都度読んでみたい。

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