太平洋戦争 最後の証言 第1部 零戦・特攻編 角川文庫

門田隆将

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041027004
ISBN 10 : 4041027004
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
384p;15

内容詳細

全国を訪ね歩き、集めた、90歳を越える元戦士たちの「遺言」
終戦時、19歳から33歳だった大正生まれの若者は、「7人に1人」が太平洋戦争で戦死した。九死に一生を得て生還した兵士たちは、あの戦争をどう受け止め、自分の運命をどう捉えていたのか。

【著者紹介】
門田隆将 : 1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。戦争、事件、司法、スポーツ等、幅広いジャンルでノンフィクションを執筆。『この命、義に捧ぐ台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2018/4/18 Amazonより届く。 2020/2/20〜2/22  門田髀ォ氏が太平洋戦争を生き抜いた元兵士達に聴き集めた貴重な証言集三部のうちの第一部。零戦・特攻編では、零戦で戦った人たち、また零戦や桜花などで特攻した人たちなどの生々しい証言からなる。戦争は、亡くなった兵士達は勿論、生き残った兵士達、家族にも大きな傷跡を残す。先日、沖縄のひめゆりの塔記念館で、ひめゆり隊の生存者の方が語り部として居られて、貴重な話を聴いた。ただ、生存者の高齢化が進み、お元気に活動できる方の数も

  • yoshida さん

    太平洋戦争は大正生まれの若者達を中心とした戦争であった。本書は奇跡的に生還を果たした兵士達に話を聴く内容である。1巻は零戦と特攻が内容の中心をしめる。思った事は大きく3つ。一つは緒戦の圧勝による軍幹部の驕り。もう一つは絶対国防圏か破られた段階で講和できたかという事。これは相手国のある事なので不透明。最後は生き延びた軍幹部の戦後の出世。死んでこいと若者を送り出し、自身は戦後も立身出世を果たす。こんな事が許されるものではない。

  • かおりんご さん

    生き残った方たちの証言を元に、構成されている全3部作。第1部のこの本は、特攻隊に任命、もしくは関わった人の話。熱望せざるを得なかった状況や、出撃前夜の心の葛藤などが描写されている。海軍の航空機特攻がメインに収録。「生まれた時代が悪かったのだから仕方がない。」という、若者たちの思いが切なかった。

  • かっくん さん

    太平洋戦争(大東亜戦争)は大正世代の戦争であった。私の祖父母もその世代である。前線で特攻隊として戦い、そして生き残った元兵士たちの貴重な証言をノンフィクションでまとめたのが本書である。印象深いのは、彼らが特攻を命じられたときの思いである。同じ日本人なのかと思うくらいに死ぬことに対して透徹というか諦感というか、現在の我々の感覚では少し計り知れない感慨なのである。当時の日本人は死というものを今とはまったく違うものとして考えていたのだ。

  • ロッキー さん

    壮絶な証言の数々であった。特に桜花を初めて見た時の感想が印象に残っている。戦闘機になじみのない自分が見れば、戦闘機なのかと感じるが、あの時代の人が見ると魚雷に羽がついただけと感じるというのが印象的であった。そしてそれを見て、それに乗り込む人はどんな気持ちであったのか非常に興味深かった。誰がなんといおうとあの時代に最前線で戦い、特攻を行った方々は英雄だと思う。そして特攻に失敗し、生き残ったことに対する罪悪感というのは、あの時代ならではと感じた。

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人物・団体紹介

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門田隆将

作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞(本データはこの

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