木曜日は曲がりくねった先にある

長江優子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062184069
ISBN 10 : 4062184060
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
250p;20

内容詳細

中学受験に失敗し、冬眠を決意したミズキと、特別な感覚を持ち、人との共感をこばむカナトが、鉱物を通じて心を通わせていく。

【著者紹介】
長江優子 : 1971年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。テレビの構成作家として主に子ども番組の制作に携わる。2006年『タイドプール』で第47回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。同作品でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カピバラ さん

    附属小学校受験を思い出しました。いわゆる、お受験って、ストレスたまるのよねーf^_^;。親からの期待は嬉しく辛いもの。自分が親になるときは気をつけよう。カナトの感覚には、興味がわきました。そうか、宮沢賢治もそうだったのか。普通の感覚では描けない美しさがあるものなー。

  • ハッピーハートの樹 さん

    本当の自分なんて、自分では分からないのかもしれません。自分は自分の姿が見られないんだから。自分が思っていることと真逆だったとしても、人からそう見えているのなら、それが本当の自分なんだと思います。でも感じ方なんか人それぞれ。人から何を言われたって、なんて思われたって、清く正しく明るく前向きに生きていれば、きっと大丈夫だよね。/共感覚を欲しいとは思いませんが、書かれた文字、誰かが発した音、この世の全ての事象には、それが生まれた理由・物語があるはずです。それを考えだしたら、どんな時も退屈なんかしてられませんね。

  • もぺっと さん

    中学受験に落ちてしまった中1のミズキが主人公。なかなかやる気がでない、そして本当の自分を出せないといった、中学生をよく描いています。そして、お母さんの気持ちもわからないではないですが、子供を自分の期待するように育てるのは無理ですね。

  • あかつき号 さん

    初著者。共感覚というものを初めて知った。一同右へならえ!の学校ではしんどいかもしれないが、個人的には楽しそうな気がする。

  • びすけっと さん

    2013年8月刊。中学受験に「抽選で」落ち、公立で身も心も眠って過ごす(冬眠する)ことを決めたミズキ。でも流されて理科部人生オワタ班に入ることに。カナトの目前の文字に色がついて見えたり、音に手触りがしたりする「共感覚」に共感してミズキは目覚めます。ミズキ、石に恋して「有機生命体は眼中にない」(p.206、富永さん談)キヨキヨ先輩はおもしろいし、読書家で「まったく恋って人をアホにするよ」(p.129)と毒づく富永さんもユニークだし、常に王道を行く鳥羽さんもいい人みたいだから公立での生活も楽しめるよ!

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