名作・迷作エンジン図鑑 その誕生と発展をたどる

鈴木孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784876873296
ISBN 10 : 4876873291
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
追加情報
:
240p;21

内容詳細

ヨーロッパ、アメリカ、日本で開発された草創期、産業用、船舶用、航空用、自動車用、戦車用、機関車用の各エンジンの中から、時代を築いた名作エンジンと迷作とも呼べる個性的なエンジンを選び、詳細なイラストとともに解説する、世界のエンジンのフィールドノート。

目次 : 人類が火を手に入れた―エンジンの原点はプロメテウス/ 水くみを命じられて作った人類初のエンジン―ホイヘンスのエンジン/ まるで近代芸術の奇妙なオブジェ―セイヴァリエンジン/ 初の実用内燃機関の燃料はシダ植物の胞子―ニエプスのエンジン/ 天秤棒を用いてポンプを作動―ニューコメンエンジン/ 55トンの天秤棒を付けた―ワットの蒸気エンジン/ 初めて商品となった内燃機関―ルノワールのエンジン/ 石油に替えて石炭で回した―ディーゼルエンジンとジェットエンジン/ 天と地を逆にしてみたらという機転から誕生―サイドレバーエンジン/ 正真正銘の名エンジン―戦艦「三笠」のエンジン〔ほか〕

【著者紹介】
鈴木孝 : 1928年長野市生まれ。1952年東北大学工学部卒業、日野ヂーゼル工業(現日野自動車)入社。研究開発部に所属し、エンジンの設計、開発に従事。ディーゼルエンジンの設計主任を歴任。1977年京都大学にて工学博士号取得。以後、1987年新燃焼システム研究所社長兼務、1991年日野自動車副社長を務め、1999年同社退社。SAE(アメリカ自動車技術会)Fellow、IMechE(イギリス機械学会)Fellow、ASME(アメリカ機械学会)特別終身会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MAEDA Toshiyuki まちかど読書会 さん

    図書館本。技術屋の大先輩に敬意を表したい。特に第1章の「西欧技術と中国、日本の技術発展のスキーマ図」は素晴らしいと思う。

  • Uzundk さん

    今時はエンジンルームを開けることすらない。それほどまで高度になったのは先人達の創意工夫と技術の進歩があってこそというのがよく分かる。本書ではエンジンの黎明期から現代までの歩みを実際に使われたエンジンの解説と共に見ていく。特に時代毎の欲求と弱点への対応が仔細に描かれており大変面白く読めた。

  • tama さん

    図書館本 マッドエンジニアから聞いて。こういう本が図書館にあるのは「えんじん」絡みの土地柄ゆえか。面白かったが、一気呵成にとは行かず。日本の産業用エンジンに言及してないのはちょいと寂しい。ラムジェットは安定燃焼が今でもメチャむずいそうです。複動2st.ディーゼルとかスリーブバルブエンジンとか、決して「迷作」じゃなくて立派に稼働してるのが凄い。

  • 風見草 さん

    ニューコメンやワットの蒸気機関、ガス機関から、著者の勤めた日野自動車の前身のガス電のエンジンなど第二次大戦の日本の各種軍用エンジンなど、いろいろのエンジンがイラスト入りで紹介されます。個人的にはユンカースの一つのシリンダーに二つのピストンのエンジン(ユモ207)や、ドイツ製のコピーをすり替えた(?)国産エンジン(ヒルト504→ガス電 初風)、なぜか部品だけ古代の塚に埋められていたガス電L型エンジン、陸軍潜水艦まるゆ登載の燃料噴射電気着火式のダイハツ ヘッセルマンエンジンの話が印象に残った。

  • むらさめ さん

    面白かった。機械はさっぱりの文系でもわりと楽しめます。各部位の名前や役割などが判る少し詳しい人が読んだらより面白いのではないかと思います。各エンジンにまつわる説明や逸話の紹介が読みどころかな。個人的には戦艦三笠の話からが面白かったなー。そうだ。艦これ関連なら、伊号潜水艦のエンジンやまるゆのエンジンも解説されてますので是非。終盤には伊8の話も少し載ってますヨ。

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