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いづみの残酷メルヘン

鈴木いづみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892570308
ISBN 10 : 4892570303
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1998
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あ げ こ

    どうしようもない。拙くて、下手くそで、本当にもう、どうしようもない。言葉は不要とばかり、少なく、危うい熱を秘めた、視線と抱擁が、ある。燃え尽きる瞬間まで、足早に駆け抜けようとする熱情は、不快なだけではない、痛みを残し、だからこそ、タチが悪い。自由であるために、いくつもの偽りを、何枚も、羽織っているような、不自由さ。自ら課した重みを背負ったまま、彼等は自由を、這い続ける。だがそれでも、その不器用な自由を愛し、自らが作り上げた罪の、償いの中にしか、生きる場所がないと言うのだから、本当にもう、どうしようもない。

  • メカ黒猫

    サイケデリックというより、ヒッピー。刹那主義における排他的で陰鬱な雰囲気が感じ取れた。氏自身があの時代の象徴、及び草分け的な存在と思えば、これ以上の文章はないかと。真似すべき生き方ではないが、誰でも出来る生き方ではない。自叙伝のように感じられ、リアリティと説得力がすごい。影響を受けた後人の文化人の多さを思えば、さらにこの文章の価値を認識する。後半の文章は素面状態ではないと推測。面白かったとは言い難いが、読んでおいてよかった。

  • May

    先入観なしで読んで、「統合失調症の世界が文学に昇華した感じ」と思った。

  • 薄桜

    求め、求められ、求めず、求められなかった結果の物語、或いは自分の行き着く場所の存在を確かめる女の話。さつきの幸せとは何なのだろうか。

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