枕草子 方丈記 徒然草 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集

酒井順子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309728773
ISBN 10 : 4309728774
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
531p;20

内容詳細

「春はあけぼの…」一条天皇の中宮定子に仕えた宮中での生活を英知とユーモアの筆致で綴った平安の清少納言「枕草子」。「ゆく河の流れは絶えずして…」波瀾に満ちた人生を送り、鎌倉前期の大火や地震などの自然災害や人災に見舞われた体験を綴った最初の災害文学・鴨長明「方丈記」。「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて…」鎌倉末期の無常観に基づいた随想や人生訓を鋭い洞察で記した兼好「徒然草」。現代の名手による新訳・全訳で収録。

目次 : 枕草子(酒井順子訳)/ 方丈記(高橋源一郎訳)/ 徒然草(内田樹訳)

【著者紹介】
酒井順子 : 1966年東京生まれ。エッセイスト。高校在学中より雑誌にコラムを執筆。立教大学社会学部卒業後、広告代理店に就職。その後執筆業に専念。『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞と講談社エッセイ賞を受賞

高橋源一郎著 : 1951年広島県生まれ。『さようなら、ギャングたち』で群像新人長篇小説賞優秀作、『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞

内田樹 : 1950年東京生まれ。思想家、武道家、エッセイスト。合気道凱風館師範。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010、伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この巻では日本古典の三大随筆、枕草子、方丈記、徒然草が現代語訳でおさめられています。とくに酒井さん訳の枕草子は今の時代の作品といってもわからないくらいな感じです。また方丈記もむかし中学・高校で習ったときよりもはるかに短く感じられました。徒然草も内田さんの役で結構楽しめました。

  • starbro さん

    池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ第ニ十三弾です。三作共、教科書等で一部は読んでいても、全文は読んだことがないので、貴重な経験でした。枕草子で、酒井順子が「おかし」を「素敵」、「あわれ」を「ぐっとくる」と訳しているのは大変「ステキ」です。一番のオススメは、高橋源一郎のハリウッド的超現代語訳「方丈記」です。1000年以上経ってても読み続けられている古典の底力を感じた巻でした。本作で毎月のノルマ1万P12か月連続達成コンプリートです!

  • 優希 さん

    日本三大随筆がおさめられています。それぞれの翻訳が個性的で面白かったです。全体的にしっくりくる現代的な雰囲気を纏っていました。古典の訳とは思えない世界観を楽しみました。

  • ちゃちゃ さん

    【『方丈記』】何という斬新でポップな訳だろう。「モバイル・ハウス・ダイアリーズ〜カモノ・ナガアキラ〜」とは?タイトルからして、高橋源一郎訳に衝撃を受けた。組み立て式のちっぽけなモバイルハウスに住み、アミダ仏のポスターとフゲン菩薩のフィギュアを飾り、聖なるホケ経を読む。それは、心安らかに静かに生きるための彼なりの方途。世間から非常識だと非難されようとも我が道を貫く潔さ。高橋訳を通して浮かび上がってくるのは、達観した白髪の老人の姿ではない。無常の世を生きる迷いの渦中で孤独につぶやく、人恋しげな老人の姿だった。

  • 都わすれ さん

    三大随筆文学の現代語。訳者の個性を生かし古典の難解な壁が取り除かれて読むのが楽しかった。枕草子≫清少納言の鋭い人間観察、光る感性、漢文学の豊かな素養、それにも増して定子への深い敬愛が「素敵」「ぐっとくる」という言葉を使い、枕草子に描かれた美意識、観察眼が時空を超え現代に引き寄せれている。方丈記≫ポップな訳が反って方丈記の無常観を際立たせ、災害の有様が真に迫ってくる。カモノナガアキラの心を読み解く、現代の名訳だと思った。徒然草≪きりっと引き締まった訳文は兼好の批評眼と通じて光り、無常観の人生訓は味わい深い。

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人物・団体紹介

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酒井順子

1966(昭和41)年東京生れ。立教大学社会学部観光学科卒。エッセイスト。高校在学中に泉麻人氏に見込まれ、雑誌に連載を持つ。大学、3年間の会社員時代も、本業を満喫しつつ複数の連載をこなし、円満退職後、ついに本職に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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