サーモン・キャッチャー the Novel

道尾秀介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334911294
ISBN 10 : 4334911293
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
321p;19

内容詳細

君の人生は、たいしたものじゃない。でも、捨てたものでもない。場末の釣り堀「カープ・キャッチャー」には、「神」と称される釣り名人がいた。釣った魚の種類と数によるポイントを景品と交換できるこの釣り堀で、もっとも高ポイントを必要とする品を獲得できるとすれば、彼しかいない、と噂されている。浅くて小さな生け簀を巡るささやかなドラマは、しかし、どういうわけか、冴えない日々を送る六人を巻き込んで、大きな事件に発展していく―

【著者紹介】
道尾秀介 : 1975年生まれ。2004年、『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。2007年、『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞。2009年、『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞を受賞。2010年、『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞を受賞。『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。2011年、『月と蟹』で第144回直木賞を受賞。近著は『スタフstaph』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
伊坂幸太郎さんの本でよくある感じの、最初...

投稿日:2021/04/12 (月)

伊坂幸太郎さんの本でよくある感じの、最初はそれぞれが全く違う話だったものが最後に一気に結びつく、というような内容です。 全体的にシュールですがハマる人はハマると思います。 道尾さんのシリアス系な話はガチでシリアスなのであまり好みではないのですが、こういう笑える話は本当に面白いです。 ※道尾さんの満月の泥枕なんかは読後感も爽やかですし笑える箇所も多くバランス良いですよ。

50バッテリあ さん | 東京都 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    道尾秀介は、新作中心に読んでいる作家です。最初は面白そうな感じがしたんですが、なんちゃって伊坂幸太郎のようで・・・最終的には何か解らない様なエンディングでした。イラストも含め作品としての雰囲気は良かったんですが・・・広島カープにインスパイアされて書いたのでしょうか?

  • だんじろー さん

    道尾さんが楽しんで書いている様子が目に浮かぶ。ヒツギム語のくだりは、ニヤニヤ笑いが止まらない。それにしても最近このパターン多くない? 読む方は、「なんだかんだ言っても、最後にはどうにか収まるんだろうなあ〜」と安心して読むので、その斜め上を行こうとするのは至難の業。今作の場合、ヒツギム人のパートが何とも中途半端に思えた。

  • nobby さん

    道尾さん「イタコガ…ドエス」プロローグから人物いっぱい登場して、徐々に絡んでいく展開は大好物だけど、ちょっと後半バタバタごちゃついて無理やりだったかな…それでも細かい事柄全部拾っていくのはサスガ!でも読後にはヒツギム語なるものしか記憶に残ってない(笑)もうちょっと法則決めて欲しかったのは勝手な要望かな♪一番のお気に入りは「シッゲル・ムーロイ、フィーメイル!」そりゃそうだ!そしてマッサコ・モータイも連呼だったらサットミ・コバヤシの立場は!?(笑)「タツヤ!」ときたらやっぱりカズヤ、それでは皆さん「…シンゴ」

  • みっちゃん さん

    次から次へと繰り出される登場人物。一度には覚えきれないわ。彼らの思い込み、勘違いがごちゃごちゃになって、捩れに捩れて…の展開はある別の作家さんを思い起こさせるが、随所に現れる生きる哀しみ、家族を思いやる心はやっぱり道尾さんらしいな、とも思う。それにしても頻発する「ヒツギム語」なる言語の珍妙なこと。「サーモン・キャッチャー」にはそんな意味もあったのね、ふふふ。

  • テクパパザンビア さん

    メッチャ面白かった。こんなお馬鹿なん好きです。ヒツギム語を話したくなった。老若男女の諸事情を無理矢理に絡めカープ・キャッチャーからサーモン・キャッチャーまで強引にスピーディーに繋げ「あっぱれ」。途中まで伊坂幸太郎やと思って読んでました、猛省。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

道尾秀介

2004(平成16)年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。’07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、’09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、’10年『龍神の雨』で大薮春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、’11年『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品