黄泉路の犬 南方署強行犯係 2 徳間文庫

近藤史恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198949358
ISBN 10 : 4198949352
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

東中島で強盗傷害事件が発生。家にいた姉妹は刃物をつきつけられ、現金二万円、愛犬のチワワも奪われたという。南方署に配属されて三ヶ月。新米刑事の會川圭司は、変わり者の先輩女性刑事、黒岩とともに事件を追うことになった。捜査を進めるうちに見えてきた動物虐待の実態。さらには、ある女性の死体を発見することになり―。異色刑事バディの活躍を描く警察小説シリーズ、第二弾!

【著者紹介】
近藤史恵 : 1969年大阪府生まれ。1993年に『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナミのママ さん

    〈南方署強行犯係〉シリーズ2作目。2005年トクマ・ノベルズ作品の新装版。タイトルどおり動物が絡む事件だが殺人現場より凄まじい場面に怒りを覚える。飼い主が自殺し残された多頭飼いの犬猫がどういう事になるか想像して欲しい。作者は他に犬を取り上げたシリーズ作品を書いているが、同様に人間の身勝手さが動物を苦しめる事の戒めを訴えている。配属から3ヶ月の會川と黒岩のバディが事件に取り組む。今作は2人のプライベートも書かれていて前作よりさらに親近感を持てた。

  • うさぎや さん

    2巻。またなんともやりきれないラスト。

  • かんがるー さん

    シリーズ第二弾 二人のコンビ感が上手い具合に馴染んできて、署内でも居場所が出来た感じがあるので本題の事件にスムーズに入っていくためか、読み手側もあっという間に物語りに入り込んで一気読みでした。 最初にこの本が刊行された時よりは少し前に進んだ日本のペット問題。当時はやっと問題が動き出した感じだったのを覚えています。ペット後進国という社会問題を上手く落とし込んでいて近藤さんらしい。 シリーズとしてはここまで。第三弾が出て欲しい! もちろん発売されたら読みたいと思います。

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近藤史恵

1969年大阪府生まれ。1993年に『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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