新解さんの謎 文春文庫

赤瀬川原平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167225025
ISBN 10 : 4167225026
フォーマット
出版社
発行年月
1999年04月
日本
追加情報
:
16cm,317p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • takaC さん

    どくしょ@【読書】ーする 〔研究や受験勉強の時などと違って〕想を思いきり浮世の外に馳せ 精神を未知の世界に遊ばせたり 人生観を確固不動のものたらしめたりするために、時間の束縛を受けること無く 本を読むこと。〔寝転がって漫画本を見たり 電車の中で週刊誌を読んだり することは、勝義の読書には含まれない〕

  • まーくん さん

    知る人ぞ知る特色ある(あり過ぎる)辞書『新明解国語辞典』を読み解き、編著者の正体を探る。辞書なのに説明が妙に懇切丁寧、用例も奇想天外。ばか【馬鹿】@記憶力・理解力の鈍さが常識を超える様子。またそうとしか言いようの無い人。〔…公の席で使うと刺激が強すぎることが有る。〕…用例、ーー〘=女性語で、相手に甘える時の言い方〙。「−−」とあるが、これは用例を示す。つまり「ばかばか」と言うことらしい。そこで著者赤瀬川は、ここまできたら、「いやん、−−」としてほしかった。「ばか」の下に「ン」をつけるといっそう親切とも。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    「新解さん」は辞書界における「GAMBA大阪」だ。かつてヨハン・クライフはこう言った。「美しく負けることを恥と思うな。無様に勝つことを恥と思え」と。GAMBA大阪はこの名言を地で行っている。そして「新解さん」の身上もまた攻めの姿勢。突っ込みどころ満載の辞書である。普通、辞書は正確を期するあまり守りの姿勢になりがちだ。然るに新解さんにはまったくそのような素振りがない。凡そ辞書らしくない辞書である。本書で赤瀬川氏は知人のS.M嬢と共に新解さんを読み解くことにより、怪しくも知的な妄想を果てしなく繰り広げている。

  • しゅわ さん

    【図書館】三省堂の辞書「新明解国語辞典」の人間臭すぎる!?解説にツッコミを入れています。真面目で、ときどきかたくなで、魚が好きで苦労人、特に女性へ対する視線が厳しすぎる! 言葉のジャングルを探検しながら、擬人化した“新解さん”のひととなりに思いをはせる…そんな斬新な視点で辞書を読み解く抱腹絶倒な一冊です。特に第三版 → 第四版の間に何があったの?か、知りたいです。…ちなみに、私の「新明解」は第三版でした。残念。後半は紙に関するエッセイで、こちらも面白かったですが、できればまるまる新解さんにして欲しかった。

  • tama さん

    図書館本 三省堂の国語辞典を文芸春秋社が取り上げてる。もっとも「新解さん」は前半だけで後半はエッセイ。数ページ目で「あれっ!?」写真・挿絵が赤瀬川さんじゃない。南伸坊さん。ちょっと違う〜。南さんも好きだけど。後半エッセイは文字だけ。本が出たのは赤瀬川さんがライカ同盟やって2年目。まだご自身の写真は使われていないのかも。エッセイも「見たものをこう感じた」というものではない。その後出版された「名画」とか、ご自身が撮った写真でのエッセイとはニュアンスが違いますね。後の作品の方が「好き」です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

赤瀬川原平

1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。2014年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド