老人力 全一冊 ちくま文庫

赤瀬川原平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480036711
ISBN 10 : 4480036717
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
追加情報
:
15cm,395p

内容詳細

老人力とは何か?物忘れ、繰り言、ため息等、従来ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されてきた現象に潜むとされる未知の力。20世紀末に発見され、日本中に賞賛と感動と勘違いを巻きおこし、国民を脱力させた恐るべき力。あの笑えて深い名著が正続2冊あわせて文庫に。

目次 : おっしゃることはわかります/ 物忘れの力はどこから出るのか/ 「あ」のつく溜息/ 食後のお茶の溜息/ 老人は家の守り神/ 老人力満タンの救急車/ 下手の考え休むに似たり/ 老人力胎動の時期を探る/ ソ連崩壊と趣味の関係/ 中古カメラと趣味の労働〔ほか〕

【著者紹介】
赤瀬川原平 : 1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。宮武外骨、3D写真、老人力などのブームの火付け役でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • takaC さん

    ろうじん・りょく〔老人力〕物忘れ、繰り言、ため息等従来、ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されていた現象に潜むとされる未知の力。――・がついてきた〔老人力・――〕ぼけ、ヨイヨイ、耄碌の婉曲表現。

  • たか さん

    ひと昔前に流行った本。 なかなか面白い発想だった。加齢とともに出るマイナス面をユーモアを交えて、プラス思考に発想転換する。 『老人力』を学ぶことにより、世の中がもっと生きやすくなると思った。C評価

  • はまだ さん

    「飲んだ水を全部サルトルした」「宗教に言われるから清貧までは理解する。でも侘び寂びは無理だ」「ワインの味は論理では終えないものだから、様々の現実の断片を持ってきて照合させている」「うわァ背水の陣だった」の中でいいのは、最初のやつと最後のやつです。落ちてから気づいてるからね、背水の陣。あとがないから頑張れるのに、そうとは知らなかったからね。すごいなー。この言葉を知っていたいですね。素晴らしかったというか感心なんかとかは別に、すばらしいなと。モテたいんですけどねー★4.5

  • かっぱ さん

    赤瀬川さんの訃報の前に何となく購入していたもの。こんなに面白い本を読まずにいたのが惜しい。若いころは過激な前衛芸術家であった赤瀬川氏ですが、根は大人しくて引っ込み思案、年齢とともに、そちらに近づいていった感じがあります。元々、発想自体が軟らかいというのか、あまり難しくなり過ぎないように、路上観察のメンバーとともに、「ガハハ」と笑い飛ばせるように持っていく力が備わっておられます。それもこれも共に笑い合える仲間があってのこと。

  • 90ac さん

    老人なのですぐに目に付いた。エッセイはほとんど読まないのだけど「全一冊」に惹かれて購入。合計33話。やっぱり飽きてしまうなあ。連載中で毎回1話ずつなら面白かったかもしれない。しかし続けて読むとどうしても同じ話などが出てきてくどくなる。後半、つまり2冊目はやはりパワーダウンです。で、老人力ですが、最終的にこの力が付いた方がいいのか、付かない方がいいのか、分からなくなった。「まだまだ出来る・・」は老人力ではなく「若い力」。「老人力」はやはり「ボケ」なんでしょうから不要ですね。と言っても勝手に付いてくるし。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

赤瀬川原平

1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。2014年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド