愛について/愛のパンセ 小学館文庫

谷川俊太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094066814
ISBN 10 : 4094066810
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

二十代半ばの若き詩人の、“愛という名を冠した”二冊を合本にしたオリジナル文庫。『愛について』は詩人24歳の時に刊行された第三詩集。もう一冊は、26歳の年に発表された初のエッセー集『愛のパンセ』。「青年という獣」など18篇のエッセーの他、詩や歌やモノローグ劇も収録。

目次 : 愛について(空/ 地/ ひと/ 人々/ “六十二のソネット”以前)/ 愛のパンセ(生きる/ 美しき惑いの年/ 贈物/ 失恋とは恋を失うことではない/ 夏の夜の夢/ うそだうそだうそなんだ/ 青年という獣/ 恋する二人にタブーはない/ 教える/ 二つの恋文/ 泣く/ 女*果てしなき夢/ 窓/ 愛をめぐるメモ/ ただそれだけの唄/ 恋の中の音楽*その二・三の形/ 沈黙のまわり/ ベートーヴェン/ 詩人の春/ 散歩/ 山小屋だより/ 谷川俊太郎に会う/ 私の部屋/ あふれるもの/ 愛*私の渇き/ 大きな栗の木―或る愛のモノローグ)

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年生まれ。52年、処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。主な受賞詩集に『日々の地図』(読売文学賞)、『よしなしうた』(現代詩花椿賞)、『女に』(丸山豊記念現代詩賞)、『世間知ラズ』(萩原朔太郎賞)、『シャガールと木の葉』(毎日芸術賞)、『私』(詩歌文学賞)、『トロムソコラージュ』(鮎川信夫賞)、『詩に就いて』(三好達治賞)などがある。他に多くの詩集があり、エッセー、絵本や童話、翻訳も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chantal(シャンタール) さん

    谷川さんが20代の頃に出版した詩集とエッセイが一冊になったお得なこちら。20代の若者の瑞々しい感性が読んでいて心地よい。若いって、それだけで財産だなって、最近とみに思う。悩み、傷つき、愛し愛され、それが生きると言うことなのだ。「ひとときすべてを明るい嘘のように/私は夢の中で目ざめていた/私は何の証ももたなかった/幸せの思い出の他に・・・・・・」とても心に残ったフレーズ。

  • aloha0307 さん

    スタッカートの歯切れ良いテンポ&言い切り...俊太郎さん若いな と思いきや、やはり20代半ばの若書きでした✿言葉がこちらの脳に直接作用してくる感。沈黙の正当を認めながらも、それに対して言葉や声、さらには音楽まで引き込んで抗おうとする強固な意志(詩人として)があります。恋 と 愛 を切り離さず&混同せず...恋を遥かに超えた愛(地球 さらには宇宙・コスモスへの)ってでっかいなあ🌏 ベートーヴェン愛も凄まじい❣ 始めの主題のあまりの深さにひきずりこまれ、楽章全体を捉えられない...その通り❣分かりますよ✿

  • 江藤 はるは さん

    『谷川俊太郎の詩を夜に読んだせいです。』

  • 嫁宮 悠 さん

    若き谷川俊太郎が愛について語った詩とエッセー。詩人が一篇の詩を書き上げる背景に、深い洞察と宇宙規模の物の見方があることに驚く。印象に残ったのは「二つの恋文」という掌編小説。ある二つの恋文によって構成された作品で、それぞれの恋文が示す愛、その対比の中で愛の形が表れたり、かすんだりして、最後にはほろ苦い気持ちが残る。

  • todokann さん

    感覚に訴えかけてくるものが多くて、文字を追っているだけなのにアトラクションのような本だった。読んでる時よく意識が飛んだし息切れするような、体力と精神をとっても使った。この感覚が今までの経験の積み重ねや組み合わせであってもそれはそれでいいけれど、言葉がもたらしてくれた経験であったら嬉しいし、そうゆう言葉の可能性に賭けたいと思った。

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人物・団体紹介

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谷川俊太郎

1931年、東京生まれ。詩人。1952年『二十億光年の孤独』でデビュー。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、『ピーナッツ』の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍

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