人生相談 谷川俊太郎対談集 朝日文庫

谷川俊太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022620651
ISBN 10 : 402262065X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
追加情報
:
317p;15

内容詳細

「ひとりでね、うまい具合にスルスルと生きてきたところがあるわけです」。自らを平凡な生活者だという詩人が胸の内を明かした壮年期の対話。自我について、家族について、性について、老いについて、そして日本語について。比類なき7編の人生相談。

目次 : 動物から人間になる時(谷川徹三*谷川俊太郎)/ 月征服は人間に幸福をもたらすか(谷川徹三*谷川俊太郎)/ 日本語のリズムと音 はたして七五調はリズムか(外山滋比古*谷川俊太郎)/ 「書く」ということ(鮎川信夫*谷川俊太郎)/ 初対面 日常生活をめぐって(鶴見俊輔*谷川俊太郎)/ 昔の話 今の話(野上弥生子*谷川俊太郎)/ いま、家族の肖像を(谷川賢作*谷川俊太郎)

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年東京生まれ。詩人。52年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。62年「月火水木金土日のうた」で日本レコード大賞作詩賞、75年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、82年『日々の地図』で読売文学賞、93年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、16年『詩に就いて』で三好達治賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめぴょん さん

    人生相談というタイトルとはちょっと違う。対談というのは、人を相手に話すことによって、いろいろな発想が浮かんでくるんだろうなあと思うような内容。話すことによって考えに深みが出たり、自分でも思いもよらなかった考えに至ったりする。そんな化学変化的なことを目の当たりにするような本です。 現代詩には声がないという外山さんとの対談は興味深かったです。言葉を音楽の一部として聴くという伝統(お経)という着想も面白い。 社会の圧力を受けないでスルスルと生きてきた自分を自分の支配下に置いておかないと居心地が悪いという谷川さん

  • 犬養三千代 さん

    若い頃の谷川俊太郎の考え方がよくわかる。谷川徹三との対話は父と子なのだが無理して背伸びしてそうな印象。

  • たっきー さん

    著者の対談集。1961年の谷川徹三との対談から、2004年の息子・谷川賢作との対談まで。時代もさまざま。個人的に面白かったのは、鶴見俊輔氏との対談。意識がはっきりしなくなった状態での人の尊厳についての話が興味深い(その後に薬でラリった話も出てきて、ギャップが大きい)。95歳の野上弥生子氏との対談も、言葉や文化の移り変わりと仕草の変化についての話が面白かった。

  • 猫またぎ さん

    子として父との対談に始まり、父として子との対談に終わる。洒落た構成。

  • kankoto さん

    対談相手は 谷川徹三 外山滋比古 鮎川信夫 鶴見俊輔 野上弥生子 谷川賢作 今回個人的に一番面白かったのは外山滋比古との対談。日本語のリズムと音について、日本語と外国語の違い。 日本 観念とか思想とか言葉の字面とか 海外 いかに聞く人の耳に快く響くかという演劇的な意味 ああ、だから海外では詩や小説の朗読会が盛んなんだと思った。 対談が行われたのは谷川俊太郎氏が30から50代にかけての頃、時代性を感じる内容もあるけれど不思議と今の世の中に共通する事柄もある。

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人物・団体紹介

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谷川俊太郎

1931年、東京生まれ。詩人。1952年『二十億光年の孤独』でデビュー。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、『ピーナッツ』の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍

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