となりの谷川俊太郎

谷川俊太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908827754
ISBN 10 : 4908827753
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
田原 ,  
追加情報
:
261p;17

内容詳細

未来へ手渡したい短い詩ベスト120。

目次 : 『二十億光年の孤独』/ 『六十二のソネット』/ 『愛について』/ 『絵本』/ 『あなたに』/ 『落首九十九』/ うたのほん『日本語おけいこ』/ 『谷川俊太郎詩集 日本の詩人17』(河出書房)/ 詩画集『旅』/ 『谷川俊太郎詩集』(角川文庫)/ 『うつむく青年』/ 『空に鳥がいなくなった日』/ 『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』/ 『誰もしらない』/ 『そのほかに』/ 『手紙』/ 『女に』/ 『詩を贈ろうとすることは』/ 『十八歳』/ 『クレーの絵本』/ 『谷川俊太郎詩集』(ハルキ文庫)/ 『クレーの天使』/ 『minimal』/ 『夜のミッキー・マウス』/ 『シャガールと木の葉』/ 『谷川俊太郎選集3』/ 『すこやかに おだやかに しなやかに』

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。デビュー作は、当時の詩壇に新鮮な衝撃を与えた。詩作のほか、エッセイ、絵本、翻訳、脚本、作詞、写真、ビデオなど幅広く作品を発表。常に、詩の可能性を広げる新たな試みに挑戦し続けている。海外での評価も高い。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、2016年『詩に就いて』で三好達治賞など

田原 : 1965年中国河南省生まれ。詩人・翻訳家。1991年来日留学、日本在住。2003年『谷川俊太郎論』で文学博士号取得。現在、城西国際大学で教鞭をとる。日本語の詩集に『そうして岸が誕生した』『石の記憶』(H氏賞)『詩人と母』(松崎義行との共著)、絵本『ねことおばあさん』(絵・くさなり)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    やはり、谷川俊太郎さんは、哲学者であり詩人だ。これ以上の人はいない。谷川さんの短い詩を集めた1冊。となりの・・・、まさに寄り添ってくれる詩もあれば、近づきがたい詩もある。それでも、手に取りたくなるのが谷川さんだ。

  • チャーリブ さん

    谷川俊太郎さんの詩の中で短い作品を、研究家にして詩人の田原(ティエン・ユアン)さんが選んで編んだもの。懐かしい『二十億光年の孤独』から最近の『虚空へ』まで、ざっと駆け足でこの偉大な詩人の足跡をたどることができます。歌人の枡野浩一さんの解説も味がありますが、彼のことを「生まれながらの哲学者」と評しているところがあり、何か腑に落ちた気持ちになりました。宇宙的哲人のような人。どうでもいい話ですが谷川さんは、ほんの短い間私が通っていた学校に在籍していたそうです。谷川先輩と呼ばせてください笑。○

  • アオイトリ さん

    雲の上の谷川さんより、となりの谷川さんが好き。未来に手渡したい短い詩ベスト120。帯のコピーも好き。私にとっては詩人というより哲学者のようで、憧れの谷川さん。丸ごと一冊、久しぶりに音読してみました。なんだか、人智を超えた風の精にでもなった心地。本は美しい包み紙/世界を包んであなたに差し出す…で始まる「本と木」。本を読めるこの時間、なんて豊かで幸せなんだろうと思いました。

  • さく さん

    谷川俊太郎さんの、短い詩だけを集めた詩集。「よるのやみにほろぶあおは/あさのひかりによみがえるあお」「どんなよろこびのふかいうみにも/ひとつぶのなみだが/とけていないということはない」「本は美しい包み紙/世界を包んであなたに差し出す だが現れた世界の裸身を/あなたは抱きしめることができるだろうか/一冊の本のために/あれだけの木が伐られたあとで」「空が欲しい/言葉の空じゃなくサラダ写真の空でもなく/本物の空を自分の心に」「牛はひとり黙々と角の吉野家へ入って行く/偉いものだ/衆生のために我が身を捨てるとは」

  • Kei.ma さん

    さて、そろそろ書架に戻さないといけない。だって、何ヵ月もの間ぼくの鞄で揺られていて、そろそろ飽きただろうに。それにしても、谷川俊太郎さんの詩には親しみやすさと驚きの単語が忽然と登場し愉快になれる。加えて、茶目っ気がぽかんぽかんと浮かんできて、読者はそれを大きな口を開けて飲み込むのだ。でも、いつかは再び、この詩集は元の住処に戻るだろうよ。

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人物・団体紹介

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谷川俊太郎

1931年、東京生まれ。詩人。1952年『二十億光年の孤独』でデビュー。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、『ピーナッツ』の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍

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