こころ

谷川俊太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022510945
ISBN 10 : 4022510943
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
123p;18

内容詳細

心は、どこにいるのだろう。跳ねたり、迷子になったり、からっぽになったり、ココロってちっともじっとしてない。―「生きる」を見つめた詩人が、千変万化する「こころ」をとらえた新作詩集。朝日新聞好評連載から生まれた珠玉の60篇。

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 詩人。1931年、東京生まれ。52年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。作詞、絵本、翻訳、映画脚本など幅広いジャンルで活動し、82年『日々の地図』で読売文学賞、96年朝日賞、2006年『シャガールと木の葉』で毎日芸術賞、08年『私』で詩歌文学館賞、10年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • naoっぴ さん

    心にまつわる詩集。建前でしっかり囲っても気づくと漏れていたり、体は元気いっぱいなのに心に元気がなくて座り込んでしまったり、そうかと思えばふわふわどこかに飛んでいったり、心は思い通りにならない不思議なもの。自分でもどうにもできなくて、はてさて困ったものだと思うけれど、最後の詩「そのあと」でなんだか行動しなくちゃという気になれる。この詩が一番好き!いろいろ面倒くさいけれど、それでいいからみんな前へ進もうよと背中を押してもらった気がしました。読む心境で心に響く詩が違ってきそう。

  • momogaga さん

    図書館本。老齢の妙。生と性への執着を感じた。詩人はやっぱり枯れませんね。

  • lonesome さん

    ココロ、こころ、心、kokoro。ここに収められた詩にはとても瑞々しいと感じられる詩がある。「彼女を代弁すると」という詩もあるように、主役はわたしやあなたや誰かの心だ。自分はこの詩集を読む時に物ごとの終わりや終わることについて思いを馳せていたので余計に心に響いてきたのだと思う。「そのあとがある 世界に そして ひとりひとりの心に」(p.123「そのあと」より)

  • ♡ さん

    「こころ ころころ」「散歩」「言葉」「絶望」「そのあと」印象に残っている詩です。そうそうと共感したり、ん〜と共感には至らなかったり‥新しい発見があったり、自分の言葉にできない思いを代弁してくれたり、谷川俊太郎さんの言葉から優しさと背中をそっと撫でてくれる温かさを感じ、自分のこころにも、いろんな顔が隠れていることに気付かされます。また、読み返したくなる素敵な作品です。

  • chimako さん

    心の動きと心そのものを詠んだ詩集。読みながら「そうかぁ」とか「だからかぁ」とか「確かにねぇ」と一人語ちている自分に気づく。写真もいい。特に子どもの写真が好きだ。読み進めて最後の「そのあと」 ーすべて終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがあるー 中学生には中学生なりの捉え方もあるだろうが、自分が大人で良かったと思える詩集。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

谷川俊太郎

1931年、東京生まれ。詩人。1952年『二十億光年の孤独』でデビュー。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、『ピーナッツ』の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍

プロフィール詳細へ

谷川俊太郎に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品