アクトレス

誉田哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334914417
ISBN 10 : 4334914411
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
372p;19

内容詳細

私たちは、この一週間で大人になる覚悟を決めた。「ドミナン事件」から5年。森奈緒、片山希莉、市原琴音たちは自立し新生活を始めていた。ある日、希莉の書いた小説が、若手人気女優・真瀬環菜名義で発表されることになる。不服ながらも抗えない希莉。さらに小説が発表されるや、作中の事件をなぞるように「事件」が発生してしまう。偶然とは思えないが、誰が何のために模倣したのかは見当もつかない。真相に近づこうとしたとき、ふたたび逃れられない悲劇が彼女たちに忍び寄る…。

【著者紹介】
誉田哲也 : 1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。2003年、『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。2006年刊行の『ストロベリーナイト』に始まる“姫川玲子”シリーズは、現在の警察小説ムーブメントを代表する作品のひとつとして多くの読者を獲得し、映像化も話題となった。作風は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    誉田 哲也は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、「ボーダレス」の続編、著者版チャールズ・エンジェル、もっとテンポが良くアクションもあったら好かったんですが・・・ https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334914417

  • 旅するランナー さん

    ガールズトーク+ミステリー。 やっほー、とっても楽しくて、ちょっぴり怖い。 50歳超えのおっさん小説家がこんなの書けるの、マジッすか。 それこそがミステリー。

  • 美紀ちゃん さん

    「ボーダレス」の続編。 「ボーダレス」に出てきた女の子たちのその後の様子がわかる。みんな成長していて嬉しい。 スピード感があるミステリー。 家族の定義について考えさせられる。 「家族だってことと、家族でいるってこと、家族になるってことは、少しず つ意味が違う」 家族はお互いが思い合って、尊重し合って、そういう努力があって、初めて維持できるもの。 始まりは他人、通じ合えるは幻想、努力して維持できる。 なるほどと思った。 ストロベリーナイトの和田さんが登場して嬉しくなる。 読後感は爽快。

  • イアン さん

    ★★★★★★☆☆☆☆『ボーダレス』から5年後を描いた誉田哲也の長編。芸能事務所に籍を置く希莉が過去に執筆し、同じ事務所の看板女優の名義で配信されたサスペンス小説。その猟奇的な内容をなぞるように、猫の惨殺死体が相次いで発見され…。やがて日本中を震撼させる事件の真相とは。失踪した人物を追う場面では、蓋然性の低い推理が立て続けに的中するなどご都合主義的な面もあるが、ある人物が家族の在り方を諭す場面にはハッとさせられる。和田元捜査一課長繋がりで、『硝子の太陽』のような姫川シリーズとのクロスオーバーにも期待したい。

  • 雅 さん

    前作のボーダレスを全然覚えていなかった。でも十分楽しめた。視点が次々変わるので入り込みづらかったけど、家族や友人との距離感って大切だな

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人物・団体紹介

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誉田哲也

1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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