注目の俊英が奏でる、新作コンチェルト・世界初演。
和楽器と管弦楽の融合が生み出す、新たな響き
今、多方面から注目を集める若き俊英LEO。16歳の時に史上最年少で邦楽界の登竜門・くまもと全国邦楽コンクールを制し、2019年出光音楽賞受賞。MBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」「徹子の部屋」などメディアにも頻繁に取り上げられ、実力とスター性を兼ね備えた存在として期待を寄せられています。
2021年1月には京都市交響楽団のニューイヤー・コンサートにて、伊福部 昭作曲『交響的エグログ』でソリストを務め、また2021年3月に発売された最新アルバム『In A Landscape』ではケージ、ライヒ、坂本龍一、藤倉 大といったクラシック作品を取り上げた内容が音楽誌・新聞等で評判を呼ぶなど、クラシック界でもその存在感を急速に強めています。
今作は、LEOがロンドンを拠点に国際的に活躍する作曲家・藤倉 大に自ら委嘱した『箏協奏曲』を収録。2021年4月30日にサントリーホールにて、鈴木優人指揮・読売日本交響楽団との共演での世界初演が決定していたものの、緊急事態宣言の発令により、異例の「無観客初演」となった模様を収録しています。
初演模様は同年6月に日本テレビ「読響プレミア」でも放送され、和楽器と管弦楽の融合によって生み出されるその新鮮な響きが音楽ファンの間でも大きな話題を呼んでおり、今回が初の音盤化となります。
アルバムには協奏曲のほか、藤倉作曲による箏独奏曲『Ryu』『Tsuki』『Shinza』の3曲も収録。気鋭の奏者と作曲家、2人のアーティストのコラボレーションによって、和楽器の新たな可能性が繰り広げられている1枚となっています。
なお、協奏曲は早くも2021年7月10日・11日に読響との再演が決定。読響常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ指揮のもと、東京芸術劇場にて「有観客初演」を開催。また、同楽曲は作曲家自身によって「室内楽版」も作曲されており、「室内楽版」は10月22日紀尾井ホールで行われるLEOのリサイタルにて初演される予定です。(メーカー資料より)
【収録情報】
藤倉 大:
● 箏協奏曲
LEO(箏)
読売日本交響楽団
鈴木優人(指揮)
録音時期:2021年4月30日
録音場所:東京、サントリーホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
● つき
● 芯座
● 竜
LEO(箏)
録音時期:2021年7月20日
録音場所:東京、prime sound studio
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【アーティストプロフィール】
1998年横浜生まれ。本名・今野玲央。9歳より箏を始める。音楽教師であり箏曲家のカーティス・パターソン氏の指導を受け、のちに箏曲家、沢井一恵氏に師事。
16歳でくまもと全国邦楽コンクール史上最年少 最優秀賞・文部科学大臣賞受賞。一躍脚光を浴び、2017年19歳でメジャーデビュー。
MBSドキュメンタリー番組「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」「徹子の部屋」など多くのメディアに出演。
井上道義、秋山和慶、沖澤のどかをはじめとした指揮者や、東京フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演しソリストを務める。 2021年4月には藤倉 大委嘱新作の箏協奏曲を鈴木優人指揮・読売日本交響楽団との共演でサントリーホールにて世界初演。
2019年出光音楽賞、神奈川文化賞未来賞受賞。現在、沢井箏曲院講師。東京藝術大学在学中。伝統を受け継ぎながら、箏の新たな魅力を追求する若き実力者として注目と期待が寄せられている。(メーカー資料より)
箏曲界の若き俊英、LEOが藤倉大に自ら委嘱した「箏協奏曲」の世界初演録音。鈴木優人が指揮する読売日本交響楽団の音色と和楽器の融合によって生み出される新鮮な響きに満ちた一枚。同じく藤倉が作曲した箏独奏曲も収録。(CDジャーナル データベースより)