書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ

若島正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327472245
ISBN 10 : 4327472247
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
400

内容詳細

終わりのない「書きなおし」あるいは「改訂」の作家であったナボコフ。その従来の読み方を「改訂」し、「読みなおし」をはかる。国際ナボコフ学会での研究発表論文を中心に構成。沼野充義・若島正の対談を収録。

【著者紹介】
若島正 : 1952年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授

沼野充義 : 1954年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tonex さん

    ナボコフに関する論文集。多分ものすごく面白いのだろうが、読んでない作品の分析を読んでも全然面白くない。先に作品を読むべき。(既読の『ロリータ』に関する部分はとても面白かった。)▼詳しい索引と著作リスト付き。特に「ナボコフ作品索引」は一種のナボコフ事典として使える。引用が多い作品は重要な作品であり、ほとんど引用のない作品はそれほど重要でないという目安にもなる。(と思ったが、『カメラ・オブスクーラ』〔本書では『暗箱』/『暗闇の中の笑い』と表記〕は1か所しか引用がないので、それほど目安になるものでもなかった。)

  • Ecriture さん

    これがナボコフ協会か…。ある日間違ってナボコフ協会の発表会場に入っちゃって発表が始まっちゃったら僕は泣きながら部屋を出るかもしれない。それぐらいの執念と怨念と狂気を感じた。

  • FA743 さん

    ロリータのとこだけ。研究会の論集。なかには、ナボコフの意図がこうであってほしいという願望でしかない論もあった。論旨が飛躍しすぎて、学問的ではなくなっている。同好会マニアの思い込み先走り感のような。それは一人だけで、そのほかの方はちゃんと文学論でした。

  • 籠り虚院蝉 さん

    これは論文集だけど、その意味での批評文でもあるんでないかと思った。ナボコフには文体から惚れ込んだ身で、やっぱりこうして作品の詳細を明らかにされるとさらに面白い。最後の対談も唸るような内容に溢れていて『賜物』を早く読まなくてはと思う。それにしても、『アーダ』の翻訳ってこの頃から始まってたんだな。

  • parakeet_woman さん

    わりとサラリと読んでしまった。論文集だが、とりあえず賜物へのモチベが上がった。最高傑作と言われてしまえば、ね…

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若島正

1952年京都生まれ。京都大学名誉教授。英米文学研究者、詰将棋・チェスプロブレム作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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