基本情報
内容詳細
攘夷・開国から日清・日露の戦役を経て開戦まで。国運を一身に背負い、「言葉による戦争」を最前線で担った人々の記録と回想。
目次 : 「攘夷」のなかの日本発見―ラザフォード・オールコック『大君の都』/ 暁窓残燭の下に―栗本鋤雲『匏庵遺稿』他/ 文学としての幕末外交回想記―田辺太一、福地源一郎、栗本鋤雲/ 岩倉使節団と日本の近代化―久米邦武編述『特命全権大使米欧回覧実記』/ 清国外交官の見た明治日本―黄遵憲『日本雑事詩』/ 幕末洋学から日英同盟締結へ―林董『後は昔の記』/ 明治外交の危機に立つ―陸奥宗光『蹇蹇録』/ 日露戦争の暗鬱―小村寿太郎/ フランスからの詩人大使―ポール・クローデル/ 孤立と国際協調―幣原喜重郎/ 「愛する女が狂ってゆく」―ジョージ・サンソム/ 大戦前夜の駐英大使―吉田茂と妻雪子
【著者紹介】
芳賀徹 : 1931‐2020年。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。文学博士(東京大学)。東京大学教養学部教授、プリンストン大学客員研究員、国際日本文化研究センター教授、京都造形芸術大学学長、岡崎市美術博物館、静岡県立美術館の館長などを経て、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、日本藝術院会員。主な著書に『平賀源内』(サントリー学芸賞)、『絵画の領分―近代日本比較文化史研究』(大佛次郎賞)、『藝術の国日本―画文交響』(蓮如賞)、『文明としての徳川日本 一六〇三‐一八五三年』(恩賜賞・日本芸術院賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
芳賀徹
1931‐2020年。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、日本藝術院会員。プリンストン大学客員研究員、京都造形芸術大学学長、静岡県立美術館館長などを歴任した(本データはこの書籍が刊行
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