キャンサーロスト 「がん罹患後」をどう生きるか 小学館新書

花木裕介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098254569
ISBN 10 : 4098254565
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

今やがんの5年生存率は66%まで上昇し、“生涯付き合っていく病”となりつつあり、罹患者の3分の1は現役世代。そうした中で復職や再就職、収入減、マイホーム計画、出産など、がんを抱えながら生きる難しさ(キャンサーロスト)にどう向き合えばいいのだろうか。38歳でステージ4のがんに罹患し、復職後はフルタイム勤務の傍ら一般社団法人「がんチャレンジャー」の代表として活動する著者が、自ら経験をもとにアドバイスする。

目次 : 第1章 治療は終わっても「キャンサーロスト」は生涯続く/ 第2章 思いがけぬがん宣告と128日にわたる治療生活/ 第3章 復職できたものの、仕事は任せてもらえない/ 第4章 給料激減、妻子の心配…花木家のライフプランの暗雲/ 第5章 罹患経験者たちとの対話―「キャンサーロスト」は人それぞれ/ 第6章 「キャンサーロスト」を乗り越えるには/ 第7章 周囲に分かってほしい「キャンサーロスト」

【著者紹介】
花木裕介 : 1979年、広島県生まれ。ヘルスケア関連会社勤務の2017年12月(38歳)にステージ4の中咽頭がん告知を受け、標準治療(抗がん剤、放射線)を開始。翌年8月に病巣が画像上消滅し、9月から復職した。フルタイム勤務の傍ら、がん罹患経験者の人生の再挑戦を後押しするために一般社団法人「がんチャレンジャー」を設立。「がん対策推進企業アクション」(厚生労働省の委託事業)の認定講師、千葉県がん対策審議会専門委員としても活動している

真野俊樹 : 1961年、愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医、MBA。臨床医、大和総研主任研究員などを経て、中央大学ビジネススクール教授、多摩大学大学院特任教授など。「がんチャレンジャー」のアドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hirocchi さん

    がんはなった方でないと、本当の気持ちや感覚はわからないのだろう。しかし周りにいる人は、悪気はなくとも勝手にこうだろう、こうあってほしいなどで接するべきではなく、個人の思いを出来れば聴いてあげたい。当方、一応医療職ながら医師や看護師など患者さんにしっかり寄り添う業務でなく、改めて認識を持たせてもらいました。ガンは2人に1人が患う病気、医学の進歩もある中、ロストな面を社会的な仕組みでもカバーする必要性を強く感じた次第です。

  • つっきー さん

    キャンサーギフト(がんに罹患したことにより得られたもの)に対する造語キャンサーロスト。 この言葉「ロスト」の方が「ギフト」よりしっくりくる。 がんになって良かったことなど何もないと私は思っている。 確かにがんにならなければ出会わなかった人もいるし、気付きもある。 でもそれをギフトなどという綺麗な言葉で飾りたくない。 キャンサーロストという言葉を与えてくれただけでこの本には感謝したい。

  • 漆黒猫 さん

    その人によって仮に善意だとしても言われない言葉はあるのだろう。ただ相手の立場に立つのは難しい。これはキャンサーとか関係なくそんな気がする。病気とか別にして、残業を前提にして家計を設定すると大変だと思った。

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