数学ガール

結城浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797341379
ISBN 10 : 4797341378
フォーマット
発行年月
2007年06月
日本
追加情報
:
21cm,332p

内容詳細

心ときめく数学の世界をあなたに。3人の高校生が数学にチャレンジ。数学を楽しみ、学ぶことについて考え、異性へのほのかな思いに心を動かす…。オイラー生誕300年に捧ぐ、魅惑の数学物語。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kawai Hideki さん

    数学好き高校生男子が主人公の数学ファンタジー。ファンタジー部分はやたら甘いが、数学部分は結構本格的で驚いた。特に何かを証明したり、何かの定理を導出することが目的ではなく、主人公たちが数式をいじくって遊んでいると、テイラー展開やバーゼル問題など、様々な数学の有名問題ができてしまうという構成。数式と戯れる感覚がちょっと懐かしかった。大学時代、無限級数展開にはお世話になったが、ほとんど公式集から引用するような使い方しかしていなかったので、今回、その導出の考え方が分かって面白かった。

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    高校の数学の問題を一人の少年と二人の少女が解いていくお話。数学と小説という水と油のような要素を、混ぜ合わせる手際の良さに惚れ惚れした。学生時代にこれを読んでおけば、数学嫌いを克服できたかもしれない。実際この本を読むと、数列のような難解なことがすらすら頭の中に入ってくるような気がするから面白い。(たぶん気がするだけで、深いところは分かっていないのかも。苦笑)。登場人物の中では数学が分からないことを素直に口にするテトラちゃんが可愛くて、感情移入して読めた。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    素敵で、面白いお話がいくつかつづられています。 なにげなく時間のあるときに読むのに適しています。 多少わかりにくい事項もありました。 1 wのワルツは、 一見等比数列だとわかりました。  何でワルツかというと、3乗すると1になるからでしょうか。 2 あふれる疑問は、  (a+b)(a-b) = a2-b2  (x+y)(x-y) = x2-y2 ab,xyのどちらでかくのがいいか。答えがわかりませんでした。

  • takaC さん

    数学部分もきちんと吟味しながら読み進めたら、読み終えるのにえらく時間のかかった本となってしまった。ストーリーは二の次で、数式や定理の解釈の仕方(理解のさせ方)に感心した。そういう意味でとても面白く、現役時代に読みたかった。

  • SOHSA さん

    第3巻ゲーデルの不完全性定理に続いて読了。第1巻である本書の方が易しいかと思っていたが私にとっては十分に難しかった。しかし、読後の爽快感と達成感は感動的ですらあった。数学っていいなあ、面白いなあと思わせてくれる作者の巧みさに感謝したい。さて残りの三冊も読もう。

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人物・団体紹介

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結城浩

本を書く生活がおよそ30年。著書はおよそ60冊。プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。2014年度日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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