幽世の薬剤師 3 新潮文庫nex

紺野天龍

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101802589
ISBN 10 : 4101802580
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
261p;16

内容詳細

漢方診療科の薬剤師、空洞淵霧瑚が迷い込んだ異界「幽世」には、現実世界では存在しえない者たちがいる。とり憑いた悪魔を祓う「エクソシスト」。神秘を探求する「錬金術師」。果たして、彼女たちが見せる奇跡は本物なのか。あるいは、詐術なのか。巫女・御巫綺翠とともに、空洞淵は事件の背後にある“病”の解明を試みるが…。現役薬剤師が描く漢方×異世界×医療ミステリー、第3弾。

【著者紹介】
紺野天龍 : 1985(昭和60)年、東京生れ。2018(平成30)年、電撃小説大賞応募作「ウィアドの戦術師」を改稿・改題した『ゼロの戦術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さっちゃん さん

    シリーズ第3弾。1話目は無料で悪魔祓いをするエクソシストの姉妹のお話。西洋系祓い屋の朱雀院に相談を受けた空洞淵は、自分の身に悪魔を憑依させて祓う儀式に違和感を覚え…。2話目は錬金術師のお話。幽世に来て初めて出会う◯◯から来た人物との出会い。余命幾ばくもない女の子の命を救う薬は「賢者の石」なのか…。/エクソシストの影に見え隠れするアノ人物。錬金術師に女の子を託した前伽藍堂店主の宝月。「幽世」という存在。いくつも謎を残しつつ幽世の時は進む。/読み手も慣れてきた幽世の怪異システムのロジックをうまく使った一冊。

  • よっち さん

    迷い込んだ異界「幽世」でどうにか居場所を得た漢方診療科の薬剤師・空洞淵霧瑚。今度は祓い屋の朱雀院の相談で、とり憑いた悪魔を祓う「エクソシスト」と一緒に会うことになる第三弾。エクソシストとして烏丸姉妹の姉・倫蛇が見せる悪魔祓いの真相。そして神秘の探求者・錬金術師の違和感に気づく霧瑚。彼女たちが見せる奇跡は果たして本物なのか、あるいは詐術なのか。綺翠とともに事件の背後にある《病》の解明を試みる展開で、出番としては今回やや控えめな綺翠でしたけど、彼女を怒らせちゃいけないんだな…と今回でしみじみ思いました(苦笑)

  • confusion_regret_temptation さん

    ヒントは散りばめられているけど、読者側も推理してみるというよりは、どんでん返しまで含めた展開の妙を楽しむ部類の推理小説ですかね。登場キャラも善い方ばかりで安心して読めます。

  • 楽駿 さん

    品川図書館本。人の認知により、新しい怪異や、理が作り出されると言う幽世。その新しい理が、一面は悪い事を引き寄せていても、反面、最悪の事態からは守っていると言う不思議。結局、どんな世の中であっても、良い事ばかりが続く世もなく、悪い事ばかりが続く世もない。喜びや、幸せを享受するならば、悲しみや不幸も、やはり背負わなければ、人の営みではないと言う事かも。薬も、少量なら薬だが、度を過ごせば、毒になる。常に、相反する理が、結構好み。このまま、続きも進めたい。

  • らび さん

    エクソシスト、錬金術師、賢者の石・・なんかもうなじみ深いようなここは何の世界だ!幽世ですが上手く繋がりまとまっていてあまり不思議感が無くなってきました。悪魔や鬼もいますしね。霧瑚の知識と読み(観察眼)はあっぱれですが出番の少なかった綺翠の力が圧倒的過ぎて敵にしちゃいけないとしみじみ・・でもこの世界で「コーヒー」が飲めるようになったのは嬉しいですよね。

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紺野天龍

1985(昭和60)年、東京生れ。2018(平成30)年、電撃小説大賞応募作「ウィアドの戦術師」を改稿・改題した『ゼロの戦術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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