鍵 筒井康隆自選恐怖小説集 新装版 星海社FICTIONS

筒井康隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065402740
ISBN 10 : 4065402743
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

SF界の巨匠・筒井康隆による初のホラー短編集が新装復刊!〈収録作〉「鍵」「佇むひと」「無限効果」「公共伏魔殿」「池猫」「死にかた」「ながい話」「都市盗掘団」「衛星一号」「未来都市」「怪段」「くさり」「ふたりの印度人」「魚」「母子像」「二度死んだ少年の記録」

【著者紹介】
筒井康隆 : 1934年、大阪府大阪市生まれ。日本SF第一世代に属し、中間小説に進出してその最盛期を支え、ジュブナイルの金字塔を打ち立て、多彩な実験小説も繰り出した、小説のジャンルとスタイルのあくなき改革者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yukaring さん

    筒井さんらしい破天荒でナンセンス、怖いというより不安感にからめ捕られるような不条理ホラー短編集。ひたすら現れる鍵、この鍵を開けていくと最後にたどり着くのは…『鍵』言論の自由が失われたディストピアで人々は…『佇む人』公共放送の闇を皮肉った最も御大らしい『公共伏魔殿』突然会社にオニがやって来て順番に殺されていく『死にかた』盲目の少女と鎖と音がゴシックな印象の『くさり』不気味な白い猿のおもちゃに異次元に引き込まれる妻と子、そして迎える最悪の結末にゾッとする『母子像』普通の日常が異界へ変貌する粒ぞろいの16編。

  • さちこ さん

    鍵が面白かった。ホラーは苦手だった。

  • ここぽぽ さん

    ホラーでも不思議な世界で、不気味なのに読めてしまう。どれも短編だが読み応えあり。「くさり」「死にかた」「二度死んだ少年の記録」のやり切れない不気味さは嵌まりました。

  • ちえり さん

    新装版が出たので買ってしまいました。自選恐怖小説、どれも面白いです。私は表題作の「鍵」と「佇むひと」が好きかなぁ。「死にかた」「くさり」「母子像」怖いです。最後の「二度死んだ少年の記録」はドキュメンタリーのようで、これまた怖いです。筒井先生、まだまだ新作も待ってます。

  • だるま さん

    筒井さん自選による恐怖小説集。初刊本では無く、約30年前に角川ホラー文庫から出版された本の新装版で、中身は全く一緒。角川版が手に入り難くなっているとはいえ、人気の落ちない筒井さんだからの復刻だろう。恐怖小説と言っても、収録作ではホラーに限らない作品が多く見られた。お役所仕事のいい加減さから来る恐怖。組織の権力を翳される恐怖。理不尽な暴力を受ける恐怖等。著者の得意なブラックユーモアもあり、普通に傑作選と言って良い内容だろう。但し、ショートショートがちょっと多いなあ。短か過ぎて恐怖を感じる間が無いのが残念。

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