マナヤチャナ

笹久保伸＋藤倉大：マナヤチャナ
ペルー発、ロンドン経由秩父着。アンデスのギターと電子音楽の出会い

ペルーでアンデス音楽を研究し、現在は秩父で「秩父前衛派」を名乗り、作曲家、ギタリスト、映画監督として活動する笹久保伸（ささくぼ しん）と、イギリスを拠点に活動する作曲家、藤倉大（ふじくら だい）による世にも不思議なサウンド・インスタレーション。
　このアルバムは、もともとフェイスブックで初めて出会ったふたりが意気投合し、笹久保がギターのサンプルをデータでロンドンの藤倉に送り、それにエレクトロニクス処理を藤倉が加えてまた笹久保に戻し、それをもとにさらに笹久保がパーツを録音して送り…という作業を繰り返して完成したもの。
　笹久保のアンデス音楽的な要素、現在もっとも先鋭的な作曲家ともいわれる藤倉のトリートメントによるこれまで誰も生み出したことのない音楽。
　一種のアンビエント、エレクトロニカとしても聴けるもので、ジャズやワールドミュージック、ポップスの要素も含んでいます。「マナヤチャナ」は、「未知のもの」という意味のペルー語です。

【収録情報】
1. マナヤチャナ（未知のもの）
2. トゥタ・ワイラ（夜の空気）
3. 石
4. プユ（雲）
5. ティンカイ（捧げもの）
6. アンハス（青）
7. パセオ・アルパカ（アルパカ散歩）
8. ワワ（娘）
9. ワイタ（花）