基本情報
内容詳細
“忠臣蔵”はいわば“元禄の倒産劇”である!忠臣蔵を“ビジネス”という視点で再検討してみると、知られざるもう一つの物語が浮かび上がってきた…。“経営者”大石内蔵助の情報戦略が目指したものは何か。討ち入りを“義挙”へと理論化した時代背景とは何か。全く新しい角度で日本史上の有名事件を読み解く。
目次 : 忠臣蔵は「大名の倒産事件」である/ 「喧嘩両成敗」という掟は破られた/ 大石内蔵助はなぜ“昼行灯”と呼ばれたのか/ 江戸時代、ワイロは制度化されていた/ 浅野内匠頭はなぜワイロ政治に抵抗したのか/ 浅野内匠頭は大石内蔵助をどう評価していたのか/ 藩札処理で見せた大石内蔵助の財政感覚/ 信頼を回復させたのは大石の“宣伝上手”だった/ “経営者”としての大石はどこが優れていたのか/ 「参勤交代」というカラクリが江戸経済を支えた〔ほか〕
【著者紹介】
童門冬二 : 1927年、東京生まれ。第四三回芥川賞候補。日本文芸家協会・日本推理作家協会会員。東京都広報室長、企画調整室長、政策室長をつとめ、1979年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
童門冬二
1927年10月、東京生まれ。44年海軍土浦航空隊に入隊するが、翌年に終戦。戦後は、東京都庁に勤務し、知事秘書、政策室長などを歴任する。退庁後は歴史小説やエッセイを執筆。2024年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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