人生で必要なことはすべて落語で学んだ PHP文庫

童門冬二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569666020
ISBN 10 : 4569666027
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
15cm,279p

内容詳細

歴史小説を書くかたわら、全国各地で数多くの講演をこなす著者。人情の機微から笑いを誘う話を織り込み、人の気を逸らすことがない話芸のエッセンスは、何十年来聴き続けた落語にあると言う。本書は、「ダメ亭主ダメ女房」「嫌な奴を笑わせてやりこめる」など、家庭円満の秘訣や円滑な人間関係を保つ方法を、落語から学ぶ一冊。

目次 : 風流に生きたい/ 底抜けに明るい生き方/ 貧しいけれど豊かに暮らす/ ケチと倹約のちがいは?挫折したって歩いていける/ プロとしての心構え/ 夢をかなえる法/ 老後なんて心配するな/ 忙しすぎてキツい時/ コンプレックスをプラスに変える〔ほか〕

【著者紹介】
童門冬二 : 本名、太田久行。1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。79(昭和54)年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。99(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文芸家協会会員、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マエダ さん

    この本を機に落語を見ようとする人は多いのではないでしょうか。現代の社会と落語を照らし合わせていてとても面白い。

  • navyblue さん

    数多くある古典落語の演目を紹介しつつ、そこからくみ取れるエッセンスを著者の視点でまとめた本。これを読んで興味を持った話を聴くのもよさそうだ。

  • wasabi さん

    時と共にどんどん失われていく大切なモノを語りで伝播してくれる、ありがたい伝統芸能だ。昨今のお笑いにはてんでついていけないし、ここはやっぱり長屋の八っつぁんや熊さんに人生で必要なことをいくつか学ばせていただこう。

  • 時次郎 さん

    題名につられて購入したが、失敗。ほとんどが、古典落語のあらすじです。落語を聴いたことの無い人向け。★☆☆☆☆

  • のてぃお さん

    落語には詳しくなかったが、読んでみると人間の心の動きが絶妙に表現されていると感じた。読み終わってから落語を聞いてみたいと思えるようになった。

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童門冬二

1927年10月、東京生まれ。44年海軍土浦航空隊に入隊するが、翌年に終戦。戦後は、東京都庁に勤務し、知事秘書、政策室長などを歴任する。退庁後は歴史小説やエッセイを執筆。2024年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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