古文を楽しく読むために シリーズ日本語を知る・楽しむ

福田孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894767065
ISBN 10 : 4894767066
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
239p;19

内容詳細

目次 : ふみよみは「こゑ」にだそう―歴史的仮名づかいと音読の仕方 『宇治拾遺物語』一〇五「千手院僧正仙人に逢ふ事」/ ワブンは「やまとことば」でできている―古文の文章は和語で書かれるのが基本 『枕草子』初段「春は曙」/ とにかくながーい一文―古文の文章は当時の話し言葉が基本、それゆえ一文が長いことが多い 『宇治拾遺物語』一三二「則光盗人を切る事」/ ひとにものをたずねる、ものをめいずる―平叙文・疑問文・命令文・打消文、係り結び 『伊勢物語』第二十三段「昔田舎渡らひしける人の」/ うしろにどのようにつながるか―活用って何? 『従然草』一〇九段「高名の木登りと言ひし男」/ ぶらさがるにもきまりがある―ものの動きを示す語のうしろに来ることば、助動詞の承接について 『竹取物語』八月十五夜の場面/ まずはだれが話しているのかからはじまる―敬語を理解しよう 『源氏物語』「若紫」巻垣間見の後半部分/ 名詞にかかっていくかたちが名詞となること―準体用法が大事 『枕草子』「大納言殿参りたまひて漢籍のことなど」/ みそひともじはことえりのもと―平安時代の和歌の読み方と、和歌の散文への影響について 『古今和歌集』巻一春上梅花十七首/ みそひともじはおもひをつたえることにも―和歌の技法と贈答について 『古今和歌集』「かきつばた」の歌と、『後撰和歌集』歌の贈答三組ほか/ ふみよみはふみのなかで―文章読解の基本は文脈 『更級日記』「足柄山といふは四五日兼ねて」、『かげろふ日記』中巻安和二年閏五月より部分/ しゃれたものいい―言葉の使いこなしが平安和文の基本 『大和物語』一七三段「良岑の宗貞の少将 ものへ行く道に」、『枕草子』「宮に初めて参りたるころ」より

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koning さん

    やたら高い言語学系の本ばかり出している印象の(どういう印象だよ、アブハズ語のあれの2〜3万円が強すぎるんだな)ひつじ書房からでてた日本語を知る・楽しむというシリーズの第1巻。基本は授業と受験に必須だからという高校生を対象にしつつも、授業なんて何十年前だったっけ?というすっかり全部忘れちゃった大人にも古文を楽しく読むためのちょっとしたコツという感じでレクチャーしてくれるとこがよろしいです。で、結構メカラウロコってやつになるから楽しいですよ。こいつは(笑)

  • タカヒロ さん

    古文読解の「基礎レベル」(「基盤」という意味での)の内容が大変分かりやすく書いてある。この基本姿勢さえあれば知識は最小限で済むだろうという点では、古文読解の本質にかなり迫っているのではないか。巷にあるように、古文につい面白おかしく奇妙なエピソードを取り上げるタイプの本ではなく、教科書レベルの古文を学術的な裏付けのある語学的な方法を用いて読んでいきましょう、という王道を行く本であり、良書だと思う。著者も然ることながら、さすがひつじ書房。 音読ってやっぱり大事ですよね。

  • 蛸墨雄 さん

    これは、とてもいい本であると思った。この本に高校時代に出会っていたら、もっと違った、古文の時間の楽しみ方ができたのではないだろうか?文法というあの小憎たらしい、助詞とか、同士の活用とかから入るのではなく疑問文、否定文、仮定法とかそういう観点で、文章から入るという古典の勉強法、なるほどなあと、文章読解からしかも音読から入るという勉強法、試してみようと思いました。

  • コハル さん

    図書館本。大学生用の古文文法書を横に置きながら見ると丁度いい感じでした。模試になると古文逐語訳ができなくなるのでやはり基礎ができてないんだなぁと実感。

  • 残心 さん

    久しぶりの古文に、高校時代の教科書を思い出し、多少の違和感もあってななめ読みで終わってしまった。いつかきちんと読んでみたい気もするのですが、どうなるのか・・・。

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