漱石はどう読まれてきたか 新潮選書

石原千秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106036590
ISBN 10 : 4106036592
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
20cm,367p

内容詳細

近代文学が開花した明治後期、漱石文学はどのように評価されたのか。100年後の今も読み継がれるその魅力とは何か。同時代から現代まで、漱石文学の「個性的な読み」「画期的な読み」の醍醐味を大胆に分析する。

【著者紹介】
石原千秋 : 1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。東横学園女子短期大学助教授、成城大学文芸学部教授を経て、早稲田大学教育学部教授。日本近代文学専攻。現代思想を武器に文学テキストを分析、時代状況ともリンクさせた“読み”を提出し注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    レポート参考文献。漱石は同時代の人からけちょんけちょんに批評されていたことがわかり、興味深かった。

  • fseigojp さん

    石原千秋 2冊目 実にユニークな漱石論

  • バナナフィッシュ。 さん

    文学研究とはどういうことをやっているか初めて(少なくとも私は)知った。鋭い考察がある中、ときたま歴史から紐解いた論文を見かけることもあり、そういう調べもの的なものを読むと私なんかはつまらないと思う。著者の言うように大胆に、ときに枠組みを無視する勢いで論じる方が面白いのではないかと。著者の文学部衰退に対する批判も、いい意味で内輪の学者よりではなく高評価。

  • 6 - hey さん

    漱石研究史。漱石作品だけでなく、文学研究とはどういうものなのかを紹介していて勉強になった。

  • ぶらり さん

    何れの論文も唸らせられる。角度は斬新で、深度には敬意を表するばかり。どの作品も再読したくなる。漱石が新聞小説家として、「具体的な読者」「何となく顔の見える読者」「顔のないのっぺりした読者」の三層の読者に別々の楽しみ方で「読める」ように書いていたという石原の仮説は頷ける。だから漱石の世界は深く広いのだろう。それにしても新潮文庫の解説と背表紙案内文は、初歩的「読み」に過ぎ、各作品の誤読案内になってないだろうか。

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人物・団体紹介

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石原千秋

1955(昭和30)年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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