ミルクとコロナ

白岩玄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030005
ISBN 10 : 4309030009
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
228p;19

内容詳細

立ち会い出産、子どものマスクと手洗い、育児をしながらのリモートワーク…子育ての日々を通して探る“これからの世界”。白岩玄(『野ブタ。をプロデュース』)と山崎ナオコーラ(『人のセックスを笑うな』)が手紙をやりとりするように綴る往復・育児エッセイ。

目次 : before corona(育事の責任感はどこから来るか/ 責任はみんなでふんわりと/ 立ち会い出産は難しい/ 他に大切な瞬間がある/ それでも、父になりたい ほか)/ under corona(アルコール/ 部外者だと思いたかった/ ウイルスが帰ったあとに/ 物語の力/ 仕事とコロナ ほか)

【著者紹介】
白岩玄 : 1983年京都市生まれ。2004年『野ブタ。をプロデュース』で文藝賞を受賞し、デビュー

山崎ナオコーラ : 1978年福岡県生まれ。2004年『人のセックスを笑うな』で文藝賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ぐうぐう さん

    本書は、山アナオコーラと白岩玄による往復書簡のスタイルで構成された育児エッセイだ。2004年に文藝賞を同時受賞した、言わば同期の二人は、どちらも幼い子供を育てていて、同じような出来事に遭遇することが多いらしく、それを母の目線と父の目線で書く相違を読みどころとしているように見えて、実際はまるで違うのが本書の最大の個性だ。というのも、昨今のナオコーラは多様性とジェンダーレスを主題としたエッセイを多く書き、小説ではそれを実践しているので、そもそも男女における差異という目論見が成り立たない(白岩も、(つづく)

  • 縞子 さん

    文藝賞同期作家の二人がコロナ前後の子育てについて、往復書簡のように綴ったエッセイ。

  • すーぱーじゅげむ さん

    育児リレーエッセイ。癒されましたー。白岩さんもナオコーラさんも未来の心配より今日の子供の幸せを中心に回っていて素敵でした。マスクで相手の表情が見えず、子供のコミュニケーション能力の発達が心配→イスラム女性はずっとスカーフだけど大丈夫。そういえばそうです。困難や心配事の中には、意外と大丈夫なものもあるんじゃないかと明るくなりました。ナオコーラさん相変わらず自分を貫いていてすごいです。

  • eipero25 さん

    山崎さんは凡人が気づかないどんな小さな差別も許せない姿勢はあっぱれであるが、強迫じみてもいる。ご子息を療育に行かせているのも、ご自分の繊細さが生き辛くしている部分があったからだろう。白岩氏はどこまでも紳士だった。そしてこういう考え深い人たちにコロナはとてつもなく恐怖だったようだ。あたしらは仕事のスタイルも変えられず、密も避けられず楽観的になるしかなかったもの。一流作家さんは上流社会にいるんですよね、やっぱり。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 山崎ナオコーラさんと白岩玄さんによる往復育児エッセイ。連載中にコロナ禍となったこともあり、後半はコロナの話題も交えながら。タイトルから感じるような、軽い内容ではなく、むしろ育児や出産、ジェンダーのこと等々、二人の考えがびっしりと書かれている感じ。これはこれでじっくりと読める内容ではあるが、もうちょっと気軽に読める内容の方が好みだったかも。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

白岩玄

1983年、京都府京都市生まれ。2004年「野ブタ。をプロデュース」で第四一回文藝賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

白岩玄に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品