しき 河出文庫

町屋良平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417738
ISBN 10 : 4309417736
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
192p;15

内容詳細

クラスのボーイズトーク、ガールズトークに馴染めない高校二年の男子三人と女子三人。恋愛への興味も薄く名付け得ぬ感情を抱いて、ただ互いを視界にとらえあう。そしてある日、星崎と草野の男子ふたりは、夜の公園でYouTube動画“テトロドトキサイザ2号踊ってみた”を流してダンスの練習を始めた―。斬新な文体で十代の心を精彩に描いた傑作。

【著者紹介】
町屋良平 : 1983年生まれ。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞受賞、第30回三島由紀夫賞候補。18年「しき」で第159回芥川龍之介賞候補、19年「1R1分34秒」で第160回芥川龍之介賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    町屋良平の小説は、身体性を取り扱うものが多い。ここではダンスだが、あふれる衝動を身体で表出したくなる青年期に、からだとイメージの関係はうまく言葉にできない。16歳の高校生3人の男子と3人の女子がそれぞれの人称で語り、それを俯瞰で見る視点とで描く日常。生の音楽を聞いたり、グループ内の男女がつき合って別れたり、男同士の仲間が踊ったりする際の、無自覚の身体の感覚を手なずけていく過程を描いているのかもしれない。著者のサイン本。

  • アマニョッキ さん

    大好きでたまらない町屋良平さんの「しき」文庫版。解説はなんとわたしの永遠のナンバーワン長嶋有さん。はいもう今年のベスト本入り決定。本作は単行本で読了済みですが、再読の今回…良かった!さらに良かった!初読のあの感動とはまた違うところが胸に刺さりまくった。読みながら何度も何度も長嶋有さんの作品に似ているなと思った。それが町屋さんへの褒め言葉になっているかは分からんけれど、わたしにとってはあの感覚を文章にしてくれる作家さんが世に2人もいるなんて最高としか言いようがない。もう好き。本当に好き。それ以外ない。

  • Maki さん

    貰ったことばを、舌先でころがしてみた春、宇宙のすみっこにおいやった夏、ポケットでさわってみた秋、冬あるひめが覚めて号泣してやっときづいた「わたしあのとき傷付いたんだな」その朝からことばがしぼんでいった。感情を思考しことばにすることがままならない日々がつづいて「春のにおい/春の夜のにおい/春の公園のにおい」とゆうことばを読んだら感情がうごいてことばが生まれそうな気がしてきた。生まれたことばでまた 考えてかんがえて考えつづけることを考える。いつか忘れてしまうとしても。

  • Shun さん

    「1R1分34秒」で芥川賞を受賞される前の芥川賞候補作。高校生男子が友達とダンスの練習に打ち込み、動画投稿サイトの”踊ってみた”動画を目指す青春小説です。若い世代の日常を描き、特徴のある文体や言葉遣いにその未成熟さが表現されているように感じ新鮮でもありました。登場人物は主に男子3名と女子3名ですが、どうやらクラスでは目立たないグループのようだ。しかし所謂非リア充や陰キャという感じでもなく、彼らは自分の好きなものを持ち大数に合わせる卑屈さはない。集団意識に振り回されない健全さが活き活きと羨ましく感じました。

  • ちぇけら さん

    「おもっている」わけでも「かんがえている」わけでもないけれど、それは確実に存在して、でもそれを言語化してしまいたくない。「ほんとう」のことなどわからないと、「わかって」しまったから。これからすすんでゆく先にはいくつもの入口と出口があって、それは複雑におれまがり、分岐している。おとなになること(欲望をもつこと、「わかったき」になること、真意を隠してはなすこと)、そのことになかなか馴染めない。駅前の放置自転車のようにこどくなきがして、だけどその理由はわからなくて、ただ衝動だけが中途半端なからだをとりこむのだ。

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人物・団体紹介

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町屋良平

1983年東京都生まれ。2016年『青が破れる』で第五三回文藝賞を受賞しデビュー。2019年『1R1分34秒』で第一六〇回芥川龍之介賞を受賞。2022年『ほんのこども』で第四四回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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