生きる意味を教えてください 命をめぐる対話

田口ランディ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862380722
ISBN 10 : 4862380727
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,414p

内容詳細

みんな最期は死んでしまうのに、どうして生きているのか。生きる意味を問う人たちと一緒に、わからないなりに考えていくことを願う作家・田口ランディが、答えの出ない問いを巡って交わした9人との対話の記録。

【著者紹介】
田口ランディ : 1959年生まれ。作家。2000年長編小説『コンセント』(新潮文庫)を発表し執筆活動に入る。その後、広く人間の心の問題をテーマに作品を発表。2001年『できればムカつかずに生きたい』で婦人公論文芸賞受賞(新潮文庫)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • いしかわ さん

    読むというより、会話を聞いてるような不思議な感じ。あぁ、それ分かりますって私も話に参加しちゃうような。答えの出ない事を考えてしまう人にとって、この本はとても心地よい。私も多くの死を見送ってきた経験があるから、その時の情景が浮かんだり言われた言葉が ふと降りてくるような感覚があった。最初の方でランディが医者に、「お母さんは あと3日生きるかどうかで、多分99% 死にます」って言われたシーンは、私が言われた言葉と全く同じで、そして 私の母が亡くなったのも栃木県の病院だった。…奇遇ですね、と ちょっと泣き笑い。

  • キジネコ さん

    今年の夏、心臓の故障のため心肺停止と意識不明を経験しました。医師は「覚悟を」と家族に伝えたそうです。4日目に起きた奇跡、覚醒した私が置かれた状態を自覚した時に一番に思ったのは切所を乗り切った安堵ではなく、目覚める前に見ていたモノへの問い「アレは何だ?」でした。以前 ある人が死の間際に「これが死か」の一言を遺したとの伝聞が一種の刻印のように私を強く捉えていて その時も朦朧とした半睡状態の中で ソレを死の一部ではなかったか?と考えました。3ヶ月経過した今、私は問い続けています。この本を読む気になったのも

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    08年刊行。「生きる意味」について、作家の田口ランディが知識人に問うた対談集。印象度B  宮台のところを主に読んだ。宮台が「<社会>から<世界>へ」という言い方をしていた頃。宮台は初め「意味から強度へ」という言い方をしていたが、その強度を経ても生きる意味を喪失したままなので結局は自殺してしまう人が出てきた、という問題があった。 これはブッダが悟りを開きニルヴァーナに達した(<社会>から<世界>へ)が、そこに留まることをせず、社会に降りてきて説法を始めた(<世界>から再び<社会>へ)、

  • HIRO1970 さん

    ☆☆☆田口ランデイさんの本を初めて読みました。藤原新也さんの本を探していて出会いました。40歳を過ぎてから作家になった方とのことですが、物事の捉え方が非常にしっくり来る方ですね。論理的な思考とオバサン的な情緒の発露(わざとかな)を行きつ戻りつしながら、本書の題名である生きる意味を9名の識者と対談する中で様々な切り口から手探りしていきます。この問答に答えが無いのは自明の事ですが、印象に残ったのは言葉にされた物には常に誰かの意思(思惑)が働いていているので疑ってかからないといけないと言う著者の感覚でした。

  • 日々珠 さん

    三回読んでも頭はみっちみち。べてる。愚痴にならない何かをつぶやくと浄土真宗に近い、かも。

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