戦争犯罪の構造 日本軍はなぜ民間人を殺したのか

田中利幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784272520787
ISBN 10 : 4272520784
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
20cm,286p

内容詳細

一般市民に対する無差別暴力はなぜ起こりえたのか。明治から昭和にかけて日本軍が行なった民衆虐殺事件を詳細に検証し、軍の組織構造、兵士の心理、歴史的環境など多角的な視点から、軍隊の本質に迫る。

【著者紹介】
田中利幸 : 1949年生まれ、広島平和研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ryosuke Tanaka さん

    目を覆いたくなるような日本軍の蛮行を、日本側・被害国側の資料を突き合わせつつ淡々と綴る。取り上げられる事例が、軍紀の乱れによるある種”普通”の虐殺(旅順、南京)、ナチ顔負けの計画的な粛清(シンガポール)、玉砕という日本軍独自の風習に強く根ざしたもの(カビエン)とバラエティ豊かで、日本軍(人)がこうだから虐殺が起きた、という風に短絡的に結論づけられないような構成になっているところが良い。第二次大戦が遠のき、歴史修正主義者が大手を振って跋扈する時代になってしまったが、倫理的なスタンスはさておきこういうむごい

  • ERNESTO さん

    本書では、日本でも有名な南京大虐殺・旅順虐殺は勿論、アムール州での隆起した農民など1歳半の乳飲み子から96歳の老人まで含む、257人を銃などで殺害、36人を小屋に閉じ込め焼き殺した、イワノフカ村事件、いわゆる援蒋ルートのうちビルマルートを遮断するために雲南省に侵攻した日本軍が、主として漢族住民を殺害した事件(そこでは「敵性部落」の焼き討ち、釜茹で、火あぶり、食人の強要、生き埋め、さらし首、腹割き、皮はぎ、麻酔無しの生体解剖・実験、ペスト菌の注射などが行われた)、

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田中利幸

歴史学者(専攻は戦争犯罪史、戦争史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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