十二人の死にたい子どもたち 3 アフタヌーンKC

熊倉隆敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065141496
ISBN 10 : 4065141494
フォーマット
出版社
発売日
2019年01月07日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

ネット上のホームページに導かれて、廃病院に集まった十二人の少年少女。初対面の彼らの目的は全員で「安楽死」をすること。だが、決行するための地下室にはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は、自殺か、他殺か、そもそも誰なのか。少年少女たちは不測の事態に際し、この集いの原則「全員一致」に従い話し合いを始める──! 異才・冲方丁の直木賞候補作を、実力派・熊倉隆敏が渾身のコミカライズ!

十二人それぞれか語る参加の動機。巻き起こる議論。シンジロウが推理するゼロ番の真実──。集団安楽死を目的とした「集い」の行方は果たして……!? 二つの才能が紡ぐ思春期ミステリー、素晴らしい読後感で堂々の完結!! 2019年1月には実写映画も全国ロードショー! 

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • JACK さん

    ☆ 自殺志願の子どもたち12人が廃病院に集まった。しかし、そこには既に死体があった。自分たちが殺人の容疑者にされては安心して自殺も出来ない。皆は誰がこの13人目の青年「ゼロ番」を殺したのか推理し、議論していく。論理的な思考で事件を探る者、自分の死で世界を変えたいと主張する者、議論を自分の都合の良い方向に誘導しようとする者、考え無しに発言して場を掻き回す者など、特徴のある登場人物たちの議論に引き込まれます。この推理合戦がとても面白かった。終わり方も秀逸。ぜひ読んでみてほしい作品です。

  • かやは さん

    いやー、面白かった。後腐れなくすっきり「死ぬ」ってのも案外難しい。死んだ後どうなるかは自分じゃどうにもできないし。いくら知識があって理路整然だとしても、それだけで人の心を動かせるわけではない。議論とはこういう結果をもたらすために行うんだとわかりやすく表現してくれている作品だった。私はアンリさんが一番魅力的なキャラクターだと思う。

  • 毎日が日曜日 さん

    ★★★★ 面白かった。不妊報酬制度なんてものがあるんだね。

  • ぴっころ さん

    なにこれ痺れるオチがめちゃくちゃ良いじゃないですか。そんなに期待しないで読んでいてタイトルだけでお客さん釣ってるような話かと思っていたけど、こういった物語で登場人物ほぼ全員好きになるなんて思わなかった

  • 祐樹一依 さん

    【○+】「十二人の怒れる男」的な展開があるべきだろこのタイトルなら。と開幕から思っていたが、なるほどなるほど、こうきましたか。読者が登場人物の目論見をすべて看破するにはヒントが足りなさすぎる、しかしこうあるべき結末なのだろう、きっと。

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