十二人の死にたい子どもたち 文春文庫

冲方丁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911508
ISBN 10 : 4167911507
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
496p;16

内容詳細

廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。彼は何者で、なぜここにいるのか?「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。互いの思いの交錯する中で出された結論とは。

【著者紹介】
冲方丁 : 1977年、岐阜県生まれ。96年、『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビューする。2003年『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、10年『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、舟橋聖一文学賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞候補となった。12年、『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞。漫画の原作、アニメやゲームの脚本など、小説以外の分野でもその才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • bunmei さん

    読む前は、学校現場のいじめを批判的に取り扱う内容かと・・・。しかし、読み進めるとそうでもなく、サイトを介して集った12人の自殺願望の子ども達による、わずか数時間の物語。死を望み、病院跡地に集まったことに意味を見いだそうとする内容。そこに、既にベッドの上に横たわる一人の子どもの死体が絡み、それぞれの心の探り合いが始まり、各々の生い立ちやここに至る経緯が明らかになる中での謎解きゲーム。非常に練られた構成である分、登場人物や状況が複雑でイメージするのが難しかった。途中から最後のオチは何となく予測できました。。

  • ソルティ さん

    衝撃的。死にたい子供たちの集いに予定人数より1人多く集まっている。そこからこの人は誰?殺されたの?これでも実行するの?殺されたなら理由は?みんなの死にたい理由が分かれば分かるんじゃ⋯で話し合いをしていって出した結論がまた衝撃だし死にたい理由も皆衝撃。そしてただのミステリーではなく、心に残るものがある話でした。「「(前略)一人一人はきっと間違ってないんだ。(中略)でも、全く違う考え方を持つ人達と一緒に真剣に考えることで、違った結論になることもあるんじゃないかな。今日ここでみんなが経験したみたいに」」

  • s-kozy さん

    息子(中3)からの借り本。インターネットのサイトを通じて廃病院に集まった12人の少年少女。彼ら彼女らの目的は安楽な「集団自殺」。しかし、決行するはずの部屋のベッドには13人目となる少年の死体があった。想定外の出来事に12人は議論を始める。彼らは当初の予定通り「実行」するのか?中高生くらいの子が読むと面白いのかな。

  • nayu さん

    もっとバトルロワイアル的なのをイメージしていたが全然違った。      終始話し合い。議論。紛糾。終結。       え、これを映画化すんの?画が動かないけど?ま、どうでもいいけど。        個性的な十二人の死にたい子どもたちによる話し合いもなかなか面白いね。      そしてこの結末。ある意味どんでん返しだよ。台無しだよ。

  • 夜間飛行 さん

    子供達のいう「大きな選択」の意味がよくわからなかったが、一人でも反対がいれば実行(死)を先送りするという取り決めは納得できる。一人を尊重するというルールに何となくこの小説の企図があるように思った。目的である集団死よりも前に「待つ」という選択肢と話し合いを置くこと…それくらいしか人間にはできないともいえるし、それが大事ともいえる。さらに謎の死体(13人目=意思を表せない人)の参入により、選択の主体そのものが問われている。私自身もいつしか彼らと一緒になって、「大きな選択」を為し得るかどうかについて考えていた。

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人物・団体紹介

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冲方丁

1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年『光圀伝』で第

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