准教授・高槻彰良の推察 4 そして異界の扉がひらく 角川文庫

澤村御影

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041092644
ISBN 10 : 4041092647
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

6月。世間では「江の島に人魚が出た!」と騒ぎに。調査に出向いた高槻と尚哉は「お母さんは人魚になったんだ」と訴える少年に出会い――。英国在住の高槻の叔父も登場し、新展開を迎える人気シリーズ第4弾

【著者紹介】
澤村御影 : 神奈川県横浜市出身。女性。2016年に第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”を受賞した『憧れの作家は人間じゃありませんでした』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか さん

    2020年5月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。四時四十四分の怪、人魚のいる海、【extra】それはかつての日の話2、の3つの連作短編。裏表紙に新章開講なんて書いてあって、確かに怪異の度合いが進み、高槻さんの謎度合いもアップしています。楽しみな展開です。次作にも期待。

  • mariya926 さん

    異界の扉が開くとは、一気に進めて来た感じがしました。『四時四十四分』は知りませんでした。実際に学校とかで流行っていたのかな?四時四十四分にお婆さんが現れて…という感じらしいですが、怪異でなかったら人間の仕業なんですよね。今回はミステリーという感じでした。『人魚』も何となくアリエルのイメージになっていますが、本来は首から下が魚だったのかもしれませんね。しかも主人公と同じ嘘を聞くと歪んで聴こえる人が他にもいたことにビックリしました。それとイギリス留学時代やココアを好きな理由を知れたのも良かったです。

  • みっちゃん さん

    とうとう出てきた。アキラ先生にもそのカラクリが解けずに謎のままで終わる案件が。こういうのも好みです🎵彼の辛い少年期を共に乗り越えてきた、良き理解者のダンディな叔父様の登場、そして尚哉くんと同じ能力を持つひとも登場して、ここから物語の核心に迫っていくターニングポイント、まさに「異界への扉」の巻、となるのかしらね。アキラ先生が愛飲しているマシュマロ入りのココアには、こんな心温まる逸話があったんだなあ。

  • ちょろこ さん

    どこまで楽しませてくれるんだろう、の一冊。もう読めば読むほどハマるこのシリーズ、一体どこまで楽しませてくれるんだろうっていうぐらい今回も大満足。まさかのお仲間さん、ちょっと濃いキャラの英国紳士の登場、意味深な数々の言葉、高槻准教授の瞳の謎と、ますます興味は尽きない。番外編でまた一つ高槻准教授の過去に近づけたのも良い。またまたこんな時間があったからこそ今のこの姿があって、尚哉へのサポートがあるのかと思うとホロリとくる。叔父さん、最高!そしてこれからなんだか大きな動きがありそうな予感。あぁ、早く次巻をー!

  • おざわさき さん

    シリーズ4冊目。「4」にまつわるドラマ原作は少々風味違いでパラレルワールド感を楽しめました♪ そしてドラマseason1にはなかった初エピソードと番外編。ほんのりと非日常感が漂ってきましたよ〜!笑

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澤村御影

神奈川県出身。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を受賞してデビュー、同作はシリーズ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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