准教授・高槻彰良の推察 9 境界に立つもの 角川文庫

澤村御影

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041129517
ISBN 10 : 4041129516
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

4月。尚哉は3年生に進級し、友人の難波と共に晴れて高槻ゼミの一員となった。学期中にグループでの研究発表があると言われ、尚哉たちは動画サイトで話題の「幽霊トンネル」を題材にしようとするが――!?

【著者紹介】
澤村御影 : 神奈川県横浜市出身。女性。2016年に第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”を受賞した『憧れの作家は人間じゃありませんでした』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちょろこ さん

    シリーズ9の一冊。今作も良かった、濃かった。トンネル、かまいたち、サトリの怪異、旅行、友情、extraと盛りだくさん。トンネルが境界という解釈には納得感。箱根旅行は笑いと桜と怪異と…楽しかったな。みんなそれぞれちょっとした壁にぶち当たっていたけれど、やっぱりこの絆なら何があっても大丈夫と信じられちゃう。アキラ先生を一人にしたくない尚哉のサポートも良き、難波くんもほんと良き。尚哉の進路も固まりつつあるかな…と思いきや、まさかのあの人に目をつけられていたとは。"もう一人"もやっぱり謎。善か悪か、境界ゆらゆら。

  • ひさか さん

    2023年3月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ9作目。トンネルの中には、黒髪の女、桜の鬼、それはかつての日の話V、の4つの連作短編。異捜の山路に誘われた深町の話も興味深いが、友人の難波に異能力感づかれた話も面白い。物語りは佳境にはいった感がある。どこに着地するのか?次回が楽しみ。

  • ぽんすけ さん

    難波ー!お前なんていいやつなんだ!この一言に尽きる。尚哉は絶対難波を離してはいけない。卒業して進路が別々になっても一生の友として、それこそ先生と健ちゃんみたいな分かり合える親友となってほしいな。こんないい子なかなかいないよ。しかし尚哉ももう3年生ですか。初めは結構イジけキャラだったけど先生と色々な事件に向き合う中で、中々いい感じに成長してきたんではないかと。そしてまさかの異捜からのリクルート。まぁ尚哉は院に行くと思うけど、進路として私は有りだなとは思う。耳が治らないとして、それを一番活かせるのは異捜かも。

  • mariya926 さん

    トンネルでの怪異では、被害者が可哀想。しかも怪異になってしまうなんて。髪切りもラストが分かると、うーんって感じ。それにしても祖父が何とも言えません。サトリは自分一人ではないって事を分からせてくれた重要な場面です。なんだかんだ9巻まで来ましたが、そろそろラストがどうなるのか気になってきました。

  • yukaring さん

    深町くんも大学3年生になり今後の進路を悩みはじめた今作。今回はアキラ先生と家族の確執や異捜が動き始めたりと不穏な雰囲気が立ち込める展開。"もう1人の高槻先生"も敵なのか味方なのか微妙な動きに惑わされる。「トンネルの怪異」や「桜の鬼」などはオカルト色が強くてゾクッとさせられるし、先生の語る"境界"の考察についても興味深い。それにしても都市伝説が卒論のテーマなんて民俗学ってなんて魅力的なのだろう。瑠衣子先輩が卒業後の狭き門の話をしてたけど自分の学生時代にこんな研究室があったら絶対入ってたと思う。大昔だけど😜

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澤村御影

神奈川県横浜市出身。女性。2016年に第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”を受賞した『憧れの作家は人間じゃありませんでした』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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