准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき 角川文庫

澤村御影

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041075326
ISBN 10 : 4041075327
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

嘘を聞き分ける耳を持ち、それゆえ孤独になってしまった大学生・深町尚哉。幼い頃に迷い込んだ不思議な祭りについて書いたレポートがきっかけで、怪事件を収集する民俗学の准教授・高槻に気に入られ、助手をする事に。幽霊物件や呪いの藁人形を嬉々として調査する高槻もまた、過去に奇怪な体験をしていた―。「真実を、知りたいとは思わない?」凸凹コンビが怪異や都市伝説の謎を『解釈』する軽快な民俗学ミステリ、開講!

【著者紹介】
澤村御影 : 神奈川県横浜市出身。女性。2016年に第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”を受賞した『憧れの作家は人間じゃありませんでした』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    イケメン准教授と都市伝説。ツカミはOK、で読み進められた。民俗学の泰斗、柳田国男の「昔話研究」や折口信夫の「まれびと論」などを紹介しながら物語は綴られる。民俗学の入門書的な様相もあって面白いかな、とも思うがチョット軽すぎな感じ。江戸時代の傑作・百科事典『和漢三才図絵』の凄み、がもっと伝わってきたら、”☆×3”でした。

  • ひさか さん

    2018年11月角川文庫刊。書下ろし。いないはずの隣人、針を吐く娘、神隠しの家、の3つの連作短編。大学生の深町尚哉と高槻彰良准教授の二人が、怪異な事件を調査するお話。興味深い事件設定で、主人公二人の持つ異能力と秘密が楽しい。

  • 三代目 びあだいまおう さん

    『謎解き×都市伝説』『面白さ100%保証』と帯に。幼き頃に不思議なお祭りに迷い混んだ事から『嘘』を聞き分けてしまう孤独な主人公@の大学生、深町。主人公Aは、その大学で民俗学を教える准教授高槻。この2人の凸凹コンビが、日常の怪異や都市伝説の謎に迫る話。よく『ジェットコースター・ストーリー』と言われる小説があるが、本作はさながら『メリーゴーランド』か?幽霊物件、藁人形の呪い、そして神隠しの三編はどれもライトで謎もストーリーもいたってeasy&simple。キャラ立てもフラット気味で読書入門書にいいかも‼️🙇

  • ぽんすけ さん

    日本独特の土着の怪異と人間が引き起こす事件が絡められた本作。さくさく読めて面白かった。尚哉が10歳の時に体験した死者の盆踊りが一番怖かった。人の嘘が全てわかってしまうってどんだけ苦行なのかと。結果人を遠ざけるようになるのも自分の心を守る上では仕方ないことだと思った。高槻先生もあんなに楽しい人なのにやはり少年時代に神隠しに遭って大怪我しているし、先生の原動力はこの少年時代の体験が何なのか解明することなんだろうな。そんな中で様々な事件に遭遇し、二人のコンビの絆が強くなっていくんだろうな。続きも読みたいと思う。

  • はにこ さん

    滅茶苦茶タイプな本だった。民俗学に近いことを勉強したこともあり、内容が非常に興味を持てた。また、高槻や深町をはじめとする登場人物の個性もしっかり光っている。どれも人為的なものだったけど、民話やおとぎ話もそういった類が多い。これは読み進めねばと思った。

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澤村御影

神奈川県出身。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を受賞してデビュー、同作はシリーズ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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