ストラディヴァリウスを上手に盗む方法

深水黎一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025698
ISBN 10 : 4309025692
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
249p;20

内容詳細

若き天才女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場からこつ然と消えた、時価数十億の伝説の名器。突如容疑者と化した1800人の観衆。場内の不満が最高潮に達したとき、チャイコフスキーのあのメロディが―真犯人は?そして犯人が用いた、驚くべき犯行手口とは!?書下ろし表題作はじめ、全ページに美しい旋律が鳴り響く、珠玉の3篇。

【著者紹介】
深水黎一郎 : 1963年、山形県生まれ。慶應義塾大学文学研究科後期博士課程修了。2007年『ウルチモ・トルッコ』でメフィスト賞を受賞しデビュー。同作は『最後のトリック』と改題文庫化され、ベストセラーとなる。10年『花窗玻璃』で本格ミステリ大賞候補、11年「人間の尊厳と八〇〇メートル」で日本推理作家協会賞受賞。14年『大〓見(おおべしみ)警部の事件簿』で再び本格ミステリ大賞候補、15年『ミステリー・アリーナ』で本格ミステリ・ベスト10第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    短編集。表題作は芸術探偵で面白かったけど芸術探偵はこの1篇のみなのが残念。デビュー前作?のレゾナンスはなぜここに入れた?・・・内容含めよくわからなかった。

  • あん さん

    表題作は盗まれたストラディヴァリウスの行方を探すミステリー。家にあったのに全く知らなかったヴァイオリンの仕組みがよくわかって、とにかく楽しく読めました。残り二作はマニアックすぎで、楽しむというよりお勉強をしているような感じでした。今月2作品読みましたが、とても癖のある作家さんで、他の作品も何故かまた読みたくなる気がします。

  • ぶんこ さん

    表題作は意表をついていて面白かったです。ヴァイオリンという物が分解出来るとは驚きでした。面白かったのは表題作のみで、ワグネリアン3部作はオタクすぎて解らず、レゾナンスはもっと解らないというよりは私には苦手な文体で飛ばし読みしました。演奏会などで作曲家エピソードを聞いてから曲を聴くのは好きなのですが、この作品はクラシック愛好上級者編で、初級どころか入り口ウロウロには難しすぎました。

  • Koichiro Minematsu さん

    「ストラディバリウスを」はクラシック知識の全てが盛り込まれた感のあるトリック。クラシックの知識にも役立つ。「ワグネリアン」はそれこそワーグナーBGMに読んだ。面白い。

  • 万葉語り さん

    音楽と読書をこよなく愛する私と思っていたのですが、あまりにも奥が深すぎて、ついていけない。すごく勉強になるなーと思いながら読了。表題作とワグネリアン三部作と作者のデビュー作の3本収録。面白かったのは表題作でした。この作家さんは初読みでしたがちょっと癖になりそうな作風です。2017-97

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人物・団体紹介

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深水黎一郎

1963年山形県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院後期博士課程単位取得退学(仏文学専攻)。在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに留学。ブルゴーニュ大学修士号取得、パリ第12大学博士課程研究専門課程(DEA)修了。2007年に『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞しデビュー。

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